昨日は東戸塚駅から二俣川まで歩きました。
途中聴いた曲は、ブルックナーの交響曲第3番ニ短調。
交響曲第3番ニ短調は、1873年に作曲された。
その後1876年から1877年かけて改訂され、第2稿が完成した。
さらには1888年から1889年にかけて改訂され、第3稿が完成した。
よく演奏されるのはこの第3稿によるものだが、
今回聴いたCDは、第2稿によるエーザー版を使ったもので、
ラファエル・クーベリック指揮、バイエルン放送管弦楽団の演奏による。
高校時代によく聴いたのはシューリヒト盤であった。
第一楽章「中庸に、より動きをもって、神秘的に」はソナタ形式である。
弦楽器による神秘的なさざ波のような音型に乗って、
トランペットが奏でる第一主題は印象的である。
第二主題は弦楽器で奏されるおだやかな感じの旋律である。
第三主題は管楽器によるコラール風の旋律である。
ノヴァーク版で金管楽器が高らかに吹くパートの多くが、
エーザー版ではかなり削られているので、
ノヴァーク版に慣れた耳で聴くと、物足りなさも感じる。
各主題に基づく展開部を経て、第一主題から再現されていき、
第一主題中心に最後は悲劇的な感じで力強く終わる。
第ニ楽章アダージョ・クワジ・アンダンテは、三部形式の曲。
最初に弦楽器により登場する重々しくも甘美な旋律は感動的である。
管楽器も加わりながらこの主題をもとに徐々に盛り上がっていく。
とにかく弦楽器が奏でるさまざまな旋律は美しく、魅力的である。
第三楽章スケルツォ「かなり速く」は、三部形式で書かれている。
弦楽器によるリズミックな音型に管楽器も加わり、
ダイナミックな音楽になって、荒々しい舞踏の音楽となる。
その次に弦楽器により牧歌風の旋律が奏され、
再び最初の荒々しい舞踏の音楽となり、力強く終わる。
中間部のレントラー風の舞曲ものどかな感じで、軽快で心地よい。
再び冒頭の部分が現れて、最後はティンパニの一撃とともに力強く終わる。
第四楽章フィナーレ:アレグロは、ソナタ形式である。
ヴァイオリンの速い動きに乗って、力強く第一主題が金管楽器によって奏される。
弦楽器の舞曲風の伴奏に乗り金管楽器によりコラール風の第二主題が奏され、
そして力強くユニゾンで示される第三主題が現れ、展開部に入る。
ここでは第一楽章の第一主題も形を変えて登場する。
これはコーダに向けての伏線のようにも思える。
再現部では第三主題が現れて始まり、第一楽章の第一主題も含め、
さまざまな主題が絡み合い、回想風に登場し、
コーダでは第一楽章の第一主題が金管楽器により奏され、
最後は華々しく、堂々とした感じで終わる。
途中聴いた曲は、ブルックナーの交響曲第3番ニ短調。
交響曲第3番ニ短調は、1873年に作曲された。
その後1876年から1877年かけて改訂され、第2稿が完成した。
さらには1888年から1889年にかけて改訂され、第3稿が完成した。
よく演奏されるのはこの第3稿によるものだが、
今回聴いたCDは、第2稿によるエーザー版を使ったもので、
ラファエル・クーベリック指揮、バイエルン放送管弦楽団の演奏による。
高校時代によく聴いたのはシューリヒト盤であった。
第一楽章「中庸に、より動きをもって、神秘的に」はソナタ形式である。
弦楽器による神秘的なさざ波のような音型に乗って、
トランペットが奏でる第一主題は印象的である。
第二主題は弦楽器で奏されるおだやかな感じの旋律である。
第三主題は管楽器によるコラール風の旋律である。
ノヴァーク版で金管楽器が高らかに吹くパートの多くが、
エーザー版ではかなり削られているので、
ノヴァーク版に慣れた耳で聴くと、物足りなさも感じる。
各主題に基づく展開部を経て、第一主題から再現されていき、
第一主題中心に最後は悲劇的な感じで力強く終わる。
第ニ楽章アダージョ・クワジ・アンダンテは、三部形式の曲。
最初に弦楽器により登場する重々しくも甘美な旋律は感動的である。
管楽器も加わりながらこの主題をもとに徐々に盛り上がっていく。
とにかく弦楽器が奏でるさまざまな旋律は美しく、魅力的である。
第三楽章スケルツォ「かなり速く」は、三部形式で書かれている。
弦楽器によるリズミックな音型に管楽器も加わり、
ダイナミックな音楽になって、荒々しい舞踏の音楽となる。
その次に弦楽器により牧歌風の旋律が奏され、
再び最初の荒々しい舞踏の音楽となり、力強く終わる。
中間部のレントラー風の舞曲ものどかな感じで、軽快で心地よい。
再び冒頭の部分が現れて、最後はティンパニの一撃とともに力強く終わる。
第四楽章フィナーレ:アレグロは、ソナタ形式である。
ヴァイオリンの速い動きに乗って、力強く第一主題が金管楽器によって奏される。
弦楽器の舞曲風の伴奏に乗り金管楽器によりコラール風の第二主題が奏され、
そして力強くユニゾンで示される第三主題が現れ、展開部に入る。
ここでは第一楽章の第一主題も形を変えて登場する。
これはコーダに向けての伏線のようにも思える。
再現部では第三主題が現れて始まり、第一楽章の第一主題も含め、
さまざまな主題が絡み合い、回想風に登場し、
コーダでは第一楽章の第一主題が金管楽器により奏され、
最後は華々しく、堂々とした感じで終わる。