Mars&Jupiter

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レーヴィ・マデトーヤの交響詩「クレルヴォ」作品15を聴きながら志木駅から新座駅まで歩く

2010-08-12 20:33:59 | 古典~現代音楽フィンランド編
今日は埼玉県の志木駅から新座駅まで歩きました。
そのあと国道254号線を北に向けて歩き、
川越銀座線に沿って志木駅まで戻った。
途中聴いたのは1887年生まれのマデトーヤの作品である。
略歴については以前触れたので省略する。
交響詩「クレルヴォ」作品15は1913年に作曲された。
聴いたCDはレイフ・セゲルスタム指揮、
フィンランド放送交響楽団の演奏。
「カレワラ」の物語に基づくこの作品の出だしは、
ベートーヴェン的でしかしホルンが入ることで伝説風であり、
その悲劇的な内容を感じさせるような重々しさがある。
音楽は金管楽器が活躍し、ワグナー風のところがあり、
その一方で叙情的な部分がシベリウスと似た印象も受ける。
物語の展開を感じさせるように情熱的で、ドラマティックである。
木管楽器は北欧の自然の風景を感じさせるようで、
時に鳥のさえずりを模倣したりする。
最後は弦楽器のユニゾンとなり、それに金管楽器が絡み、
悲劇的な主人公の死を思わせるように静かに終わる。
コメント
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