Mars&Jupiter

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杜鳴心と呉祖強の共作によるバレエ組曲「人魚」を聴きながら、二俣川から鶴ヶ峰まで歩く

2008-09-12 07:41:12 | 古典~現代音楽その他の地域編
昨日は二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
途中聴いたのは杜鳴心と呉粗強が共作したバレエ組曲「人魚」。
杜鳴心(Du Mingxin)は、1928年8月19日湖北省生まれの作曲家で、
重慶で若い頃学び、上海に移り住みピアニストとしてデビューした。
その後モスクワ音楽院で1954年から1958年の間学び、
北京の中央音楽学院の教授陣として活躍した人物である。
呉祖強(Wu Zuqiang)は1927年北京に生まれ、1952年に中央音楽学院を卒業し、
1958年にはモスクワにあるチャイコフスキー音楽院に入学した。
その後は中央音楽学院の教授として教育活動に従事している。
CDには人名を呉粗強と書いてあるのだが、
琵琶協奏曲「草原の小姉妹」を作曲した人物でもあるので、
呉祖強が正しいのかもしれないので、ここでは呉祖強と表記しておく。

バレエ組曲「人魚」は、1959年に作曲されたピアノ曲。
第一曲「朝鮮にんじん」は、軽快な感じの曲で、
中国的な旋律が使われているが、印象主義派風の音楽に仕上がっている。
第二曲「コラール」もゆったりとした部分が、
ドビュッシーを思わせるような印象主義派風の音楽。
第三曲「水草」は、きらめくようなピアノの音が、
湖水や海辺を思わせるような感じでいい。
第四曲「結婚の情景」は、終曲にふさわしい軽快で華やかな曲。
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