昨日は星川駅から横浜まで歩きました。
途中聴いたのは1869年オーストラリア生まれのヒルの作品。
1869年12月16日にメルボルンのリッチモンドで生まれた彼は、
17歳の頃にニュージーランドのウェリントンに移り住んだ。
その後、ライプチヒ音楽院で学び、その時ブラームスや
ドヴォルザーク、チャイコフスキーなどとめぐりあったようだ。
ヴァイオリン、ピアノ、作曲を学んでから帰国し、
ウェリントンに住んだあと、1910年以降シドニーに移り住んだようだ。
弦楽四重奏曲第1番変ロ長調「マオリ」は1896年作曲され、
1911年にシドニーで初演された作品である。
表題の「マオリ」は刺激的ではあるが、
曲はヨーロッパの伝統的な音楽を感じさせる。
第一楽章モデラート-アレグロは、優しさあふれる曲だ。
いかにもロマン派的な作風であり、のびのびとした部分は素朴で、
ドヴォルザークを思わせるところは随処にみることができる。
第二楽章「ワイアタ」は、おだやかな3部形式による短い曲である。
ドヴォルザーク風のスケルツォ的な楽章である。
中間部のおだやかな音楽は、牧歌的なところがある。
第三楽章「タンギ(悲歌)」は、淡々とした中で悲しみを表現する。
これもドヴォルザーク風な感じを受ける曲である。
第四楽章終曲は、明るく軽快な音楽で、ドヴォルザーク風である。
郷愁あふれた部分や弾んだ音楽が心地よく響く。
弦楽四重奏曲第2番ト短調「4つの情景によるマオリ伝説」は、
1907年から1911年の間に作曲された。
第一楽章森の流れるようなメロディは、ドヴォルザーク風である。
第二楽章夢は、ゆったりとした音楽で、おだやかであるが、
過去を悲しみ、嘆くような情感あふれる曲でもある。
第三楽章スケルツォは、ドヴォルザーク風の音楽だ。
軽快な音楽で、伝統的なスタイルでつくられている。
第四楽章終曲は、軽快かついきいきとした音楽で、
弾むような明るい音楽は聴いていて心地よく、
やはりどことなくドヴォルザーク風である。
それにしても、この曲のどこがマオリ伝説と関係するのだろう。
とはいえ、そのタイトルはいかにもニュージーランドの作曲家らしい。
途中聴いたのは1869年オーストラリア生まれのヒルの作品。
1869年12月16日にメルボルンのリッチモンドで生まれた彼は、
17歳の頃にニュージーランドのウェリントンに移り住んだ。
その後、ライプチヒ音楽院で学び、その時ブラームスや
ドヴォルザーク、チャイコフスキーなどとめぐりあったようだ。
ヴァイオリン、ピアノ、作曲を学んでから帰国し、
ウェリントンに住んだあと、1910年以降シドニーに移り住んだようだ。
弦楽四重奏曲第1番変ロ長調「マオリ」は1896年作曲され、
1911年にシドニーで初演された作品である。
表題の「マオリ」は刺激的ではあるが、
曲はヨーロッパの伝統的な音楽を感じさせる。
第一楽章モデラート-アレグロは、優しさあふれる曲だ。
いかにもロマン派的な作風であり、のびのびとした部分は素朴で、
ドヴォルザークを思わせるところは随処にみることができる。
第二楽章「ワイアタ」は、おだやかな3部形式による短い曲である。
ドヴォルザーク風のスケルツォ的な楽章である。
中間部のおだやかな音楽は、牧歌的なところがある。
第三楽章「タンギ(悲歌)」は、淡々とした中で悲しみを表現する。
これもドヴォルザーク風な感じを受ける曲である。
第四楽章終曲は、明るく軽快な音楽で、ドヴォルザーク風である。
郷愁あふれた部分や弾んだ音楽が心地よく響く。
弦楽四重奏曲第2番ト短調「4つの情景によるマオリ伝説」は、
1907年から1911年の間に作曲された。
第一楽章森の流れるようなメロディは、ドヴォルザーク風である。
第二楽章夢は、ゆったりとした音楽で、おだやかであるが、
過去を悲しみ、嘆くような情感あふれる曲でもある。
第三楽章スケルツォは、ドヴォルザーク風の音楽だ。
軽快な音楽で、伝統的なスタイルでつくられている。
第四楽章終曲は、軽快かついきいきとした音楽で、
弾むような明るい音楽は聴いていて心地よく、
やはりどことなくドヴォルザーク風である。
それにしても、この曲のどこがマオリ伝説と関係するのだろう。
とはいえ、そのタイトルはいかにもニュージーランドの作曲家らしい。