チャールズ・ウェイクフィールド・キャドマンの「ピアノ三重奏曲」を聴きながら星川駅から横浜まで歩く

昨日は星川駅から横浜まで歩きました。
途中聴いたのは1881年生まれのキャドマンのピアノ三重奏曲。
チャールズ・ウェイクフィールド・キャドマンは、
ペンシルヴァニア州のジョンズタウンで生まれた。
13歳の頃からピアノを習い始め、
まもなく、いくつかの作品を作曲したようだ。
教会のオルガン奏者として音楽の勉強をし、
ピッツバーグで和声学と音楽理論について学び、
ピッツバーグ交響楽団のコンサートマスターもつとめたようだ。

ピアノ三重奏曲ニ長調作品56は、
1908年から1913年にかけて作曲されている。
第一楽章アレグロ・マエストーソは、
ソナタ形式で書かれた明るく力強いロマン派的な音楽だ。
きらめくようなピアノの音と
豊かなヴァイオリンの音色が魅力的である。
第ニ楽章アンダンテ・カンタービレは、
叙情的で繊細かつ甘美な音楽である。
第三楽章ヴィヴァーチェ・エネルジコは、
ラグタイムのリズムも取り入れた軽快な曲。
いきいきとした、そして楽しい曲である。
ＣＤを聴くまで知らなかったアメリカの作曲家、
キャドマンの室内楽曲もなかなかいいもんだ。