足元のおぼつかないバイデンをこき下ろし、大統領選で圧倒的に有利な立場にあったトランプがハリスの登場で劇的に選挙情勢は変化した。銃撃事件で折角世論を味方に、大統領選挙はトランプ圧勝の流れは一変した。
共和党内の中道派の党員で過激派に党は乗っ取られたと、ハリスを支持を表明するグループが出現し始めている。
これまでと異なり共和党は郵便投票に、戸別訪問を通じて草の根の票の掘り起こしに懸命になっている。民主党の郵便投票は有利の動きは変化しつつある。
共和党支持を強く表明している、Xグループのイーロン・マスクにトランプは閣僚のポストを用意していると表明している。選挙資金が欲しいのであろうが、マスクは20人(それ以上か)もの女性を囲い30人(それ以上か)の子供を認知している人物である。IQの高い人物は婚姻に頼らず沢山子供を産めとする主張をする。モラルのなくなったトランプの民主党らしいといえる。
トランプは大統領在任期間中は、シリアのロシア空軍基地を空爆しただけである。偏った外交や言動が目につくが、トランプは卑賎論者である。ウクライナ戦争への終結をウクライナを押さえることで終結させるかもしれない。戦闘を本当に終わらせても、ロシアの国際法を無視した侵略は多分トランプは咎めないだろう。
アメリカ大統領選は一転してハリスに有利に動いているようであるが、いずれにしても僅差である。そもそもこの選挙は国会議員を選ぶ選挙であり、行く先はまだまだ不透明であり何処かで又大きな動きもあるかもしれない。候補同士の討論が行われれば、ハリスに有利に働くであろうが、トランプはのってこないであろう
民主党大会が始まったばかりであるが、最終日にハリスがどの様な演説をするかが注目される。
前々回の民主党の大統領候補だったヒラリー・クリントン元国務長官は、ハリスにガラスの天井を砕いてほしいと支援演説を行っている。女性や非白人やマイノリティの支持をどこまでハリスは取り込めるかも大きい。