「自分が引けばもっとも変わったと思ってくれる」と、唐突に総裁選不出馬を表明したが、来月の自民党総裁選挙は10人を超える名前がズラズラ挙がっている。これ以上は増えないであろうが、上記の11人の名前が取りざたされている。
これでは推薦人20人を集めるのにも大変だろうが、世代交代が起きそうでもないし、女性候補が勢いがありそうでもない。ベテランは人気がないし、裏金の本丸の最大派閥安倍派の悪口を封じながらの立候補になりそうである。
いち早く立候補を表明した、小林鷹之はアメリカべったり従属の軍国主義者であるし、同じ二階派の右翼の高市といつでもくっ付くだろう。いつも同じパターンの4度目かの石破茂は決選投票で議員票が得られず敗退するであろう。林芳正官房長官、茂木敏光幹事長は状況を見て姿勢を大きく変えるであろうが、小泉進次郎は次狙いである。この男が政権のトップになるようだとこの国も終わりである。
一介の投票で過半数を取る人物は出てはこないだろうから、多数派工作もかなり露骨に行われるであろう。
相も変わらない、自民党の権力闘争である。落選しても彼ら立候補者には厚労賞とばかりに閣僚のポストが大盤振る舞いが用意される。
これからであるが、恐らくは統一教会問題も裏金問題も過去のものとばかり、封印される。見たくもない選挙である。