そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

13年過ぎてやっとデブリの場所にたどり着けた福島、ウクライナザホリージャはいまだロシアの手中に、それでも半世紀前の原発再稼働するという自民党

2024-08-22 | 原発と再生可能エネルギー

震災で事故を起こした、福島第一原発のデブリ取り出しであるがようやくある場所が判ったというのに、取り出して順に失敗したというのである。13年経ってようやくあり場所に到達したのであるというのである。放射能汚染の塊デブリは800トン以上あるとされるが、それだって推測でしかない。
東北大震災以後現在、稼働中の原発9基、停止中が23基、廃炉作業中か廃炉検討が26基となっている。(原子力委員会資料より)
ほぼ半数26基(45%)が廃炉予定に入っているが、稼働中の9基も含め半数以上を再稼働するつもりである。13年経ってもデブりに手も足も出ないのに、岸田自民党政権は原発をベースロード電源とし、更には新設まで検討するというのである。狂気としか思えない原発対策である。
もう一つ日本政府もメディア取り上げない原発の安全性、軍事的ターゲットとしての存在である。ロシア軍が占拠する、ヨーロッパ最大のウクライナのザポリージャの敷地内で火災が発生したと、ウクライナ側が発表した。IAEA=国際原子力機関は、原発の安全に対する影響は報告されていないとしているが、実態は不明である。
ウクライナのゼレンスキー「ロシアの占領者たちが火を付けた」と主発表している。原発を占拠するロシア側は、火はおさまったがウクライナ側の無人機による攻撃が原因だと主張している。
ザホリージャ原発のウクライナの技師たちは、今年冬追い出されている。「ロシアのテロリストたちが原発を支配している以上、状況が正常であるはずはない」述べている。
原発は稼働していようがいまいが、戦略的ターゲットになるのは当然である。日本ではこうした検討は全く行われていない。原発の稼働のことしか考えていない。原発の恐怖を国民が知ることを恐れているようである。
コメント (2)
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