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そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

脱原発に向かっている

2011-05-29 | マスコミ報道

性に 多少の異論はあるだろうが、このところ日本の各方面の原子力エネルギーへの意向はそれなりに、良い方向に向かっているように思える。

 相も変わらず、ばれないようにデーターをチョビ出しするか、知らぬ半ベェを決め込むかとする、東電の態度は許されないことである。しかし、そうしたことがバレバレになってきた。

 Photo 日本国民の多くは、もう原発にはうんざりしている。その引き金に、汚染の深刻さもさることながら、東電の一貫した保身態度が原発離れに拍車をかけているように思える。

菅首相の、脱原発でもなく自然エネルギーへの大きな転換を打ち出したでもない、その場の受けを狙ったような発言にもうんざりしている。

 ドイツやイタリアのように更には先週態度を表明したスイスのように、明確な脱原発を表明できない、この国の権力者は何であろう。

 少なくとも殆どの国民が、新たな原発建設には否定的になっている。もうこの国では新たな原発をつく気運などない。小学校の教科書まで載せた、原発安全神話は消えたと思って良いだろう。原発建設を担ってきた東芝も日立も太陽光発電にシフトし始めた。

 IAEAも、中国やインドで大量に建設されたといしても、ほとんど原子力エネルギーへの依存の増加を見込んでは言うない。

 自然再生エネルギーは、菅の言うように屋根に太陽光の発電パネルを付ければいいものではない。発電施設を小規模で地方分散型にする必要がある。

 発電施設を大規模にすると、効率が上がったように見えるのは、大企業側の論理でしかない。労働単位の生産額を彼らは上げることを目指すからである。

 自然が持つエナルギーを効率よく引き出すには、何よりも輸送しないことである。小型の発電装置は、水力であれ火力であれ、小さい方がエネルギーロスが少なくてすむ。エネルギー単位当たりの生産効率は格段に高くなる。

 小規模施設は、多くの労働者で支えることになるため、労働単位当たりの生産量は少なくなるかもしれない。その代償に安全で地球にやさしいエネルギーを作り出すことになる。

 これは農業とそっくり同じである。何よりも地方の活性に直結することになる。エネルギー生産を小規模地方分散型に。

左のフォトアルバムに<日本で一番遅い桜が満開になりました>をアップしました。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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 なるほど、脱原発を主張する人間は原発の後始末... (紫錦唐松)
2011-05-30 07:55:37
 なるほど、脱原発を主張する人間は原発の後始末をし、自然エネルギーを自前で準備せよと言う人もいるのだ。
 ご指摘の人間に人権などないならば、原発事故で直接・間接的に多くの被害者に苦悩を与えた人間や組織に人権や正当性があるのかな。
 危険な原発を認識しているようですが、放射性廃棄物保管も日本の技術力で魔法をかけ安全にできるのかな?
 再度読まれることはないと思うけど、そもそもこの主張は単なるジョーク?
返信する
ギャラリー拝見しました (カネコ)
2011-06-03 17:58:09
ギャラリー拝見しました
小樽出身、根室にはたった一度、ようやく着いたら真っ暗で、
トンボ帰り

ゆっくり訪れてみたいです

返信する

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