そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

早め早めは拙速すぎて、慎重な対応は遅め遅めで、どちらも御判断ばかり

2022-09-09 | 岸田文雄

立憲民主党は、党として国葬出席を決断できないのである。泉代表は本音では出席したいと思っているに違いない。
立憲民主党の辻元清美が9日、ツイッター投稿で安倍晋三元首相の国葬に関して「納得いかない。欠席します」と記し、不参加の変身を出している。(上図)
辻元氏は「内閣府設置法の『国の儀式』は今まで憲法7条による天皇の国事行為のみ。そこに安倍元総理の葬儀を加えるのか。安倍元総理は統一教会と深い関係があったのでは?でも調査もせず全額国費『国葬儀』?」と記し、「納得いかない。欠席します」としている。

今月4日にも書いたが、岸田文雄がおかしい。組閣時は、新しい資本主義と反核を掲げていた。今はこれらが何も聞こえてこない。
外相時代の思い出の場所、総理としては異例のIAEAに勇んで出席したが、反古にされた。一月は早く前倒しした内閣改造で、多分統一教会関係者を閣外に追いやるつもりであったが倍増してしまった。岸田は統一教会のことを全く知らなかったことが、図らずも知られてしまった。
安倍晋三が防衛費の倍増を打ち出し、岸田は従順にこれに従った。岸田の聞く耳とは安倍に対してである。強引に安倍が進めた兵器増大であるが、唐突にアメリカ陸軍からのオスプレイの使用停止が出された。日本政府は何もできずに指をくわえるだけ。
世界の流れに反する原発再稼働と新設の閣議決定。何のため?
そしてなんといっても拙速な安倍晋三の国葬の強行である。法的根拠もないし、あらゆる世論調査で反対が圧倒的に多く国民の支持すらあると思えない。官邸を警察官僚で固め、適切なアドバイスすら官僚からは得られなかった。的確な判断ができず混乱を少々できない。突破するしかない。
そして沖縄県知事選の惨敗(きっと)と続く。
先手を打ったつもりが拙速で行き詰まり、慎重に取り組んだことは後手になって手遅れになる。
つまりは先見性がなく、打つ手打つ手が手遅れで岸田自身の考えや意向は置き去りにしたままで、なんといっても誤判断が余りにも多い。短命内閣になる。
安倍晋三の国葬に反対する。
コメント (1)
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