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そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

戦争を国防としか思わない維新の代表

2021-11-04 | 平和憲法

戦争は合法である。裁判など受ける立場にないと、太平洋戦争の責任者として東京裁判の被告になった軍人たちは、ほぼ一斉に反論した。合法であるから無罪であるというのである。
現代の改憲論者の多くは、東京裁判は不法であると主張する。勝者が敗者を罰するのに耐えられないのだろう。あの戦争はうまくやれば勝てた、今度は勝つとそのために、彼らは憲法9条が邪魔なのだろう。
戦争は人殺しである。どんな理由を付けようが戦争は人を殺すことである。人殺しを国家が行えば合法であり、犯罪ではないというのが、戦争である。
戦争を起こすのは、「相手国が我が国に良くないことをした。相手国が攻めてきた。相手国が攻める準備をしていた。相手国はきっと攻めてくるに違いない。」といのが理由である。
しかしこの理由は相手国も同じ論理展開をする。つまり戦争に理由などないのである。戦争は外交の失敗である。戦争は人が起こす人災である。しかも最もひどい犯罪、殺人であり、人権蹂躙であり、私有財産の破壊や没収を行い、異文化の否定をする。
明治になって日本は、日清・日露戦争の戦争で日本は大儲けをした。戦争は金になる、最大の公共事業であると思い込んだ。元首の天皇を軍隊は活用し、傀儡国家満州国を建設、戦争は日本に富をもたらした。
愛国心や大和民族の優秀さを鼓舞し、侵略する日本の国家としての不条理も戦争を正当化する手段として用いた。
宣戦布告して国家同士が戦う戦争は、太平洋戦争以後ない。戦争が犯罪であることを何処かで思っているからである。しかしながらあるいはそれ故、地域紛争のようなものしかなくなった。ベトナム戦争もアフガン・イラク侵攻もアメリカは宣戦布告などしていない。
幸いにも、日本は戦争に負けたが、最大の収穫である平和憲法を持つことになった。この憲法は350万人の亡くなった日本人の遺骸が作ったものである。戦争にとって近隣に悪者がいなければ、ならない。いなければ作ることになるが、巧みな政治工作でそれらを作り上げる。
今回の総選挙で議席を4倍増した、日本維新の会の松井代表が、「来年の参議院選挙で憲法改正の発議をする」と勢い余ってぶち上げた。参議院は6割も議席がないのにどうするのだろう。維新には平和の概念がないばかりか、はつりの仕方も代表は知らないのである。
コメント (1)
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