そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

アベノミクスで、たった5年で資産を2.7倍にした株主たちの大儲け

2018-02-25 | アベノミクス
上場企業の大株主上位300人が保有する株の時価総額は、第二次安倍政権が発足し2012年末には2兆2129億円だったが、5年後の2017年末には、25兆2191億円に膨らんでいる。実に2.7倍も伸ばした形になっている。
アベノミクスの、第一の矢である異次元の金融政策は株価を上げた。確かのこの人たちは”異次元”の儲けをしている。上の表は上位15名の表である。ソフトバンクの孫正義会長は資産を1兆6945億円も増やしている。一昨年の配当だけでも、119億円の配当を受け取っている。
庶民は給与2.7倍になれば天にも昇る気持ちであろう。給与に換算すると20万円の人なら、54万円になる。使い方に困るくらいになるだろう。ところがこの株主たちは次元が違う。国家予算並みに儲けている。8位にランクされている、前澤友作社長は9.7倍とほぼ10倍にも伸ばしている。
こうした意味では、アベノミクスは大成功したと言える。特定の株主たちを、全く異次元の儲けをしている。さらにこの人たちの儲けは、景気動向に評価される。その結果日本は、戦後最大の好景気の中にあると言えるのである。
それでは庶民の収入はどうなっているかといえば、下がる一方なのです。そして日本は景気が良いとは、これこそがアベノミクスの本当の姿なのである。一般庶民の収入や生活など関係ないのである。特定の富裕層を設けさせることこそが、アベノミクスの本質である。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羅臼港

春誓い羅臼港