そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

最早安倍首相に辺野古新基地建設の理由などないのである

2015-04-17 | 安倍晋三
沖縄の翁長知事がやっと、安倍首相と会談できた。菅官房長官の繰り返す、沖縄からの希望に応じたというのであるが、それなら就任早々何度も願い出たが多忙を理由に、合うことはなかったが、その理由はなんだったのだろう。
韓国で出国禁止の判決を受けていたお友達の産経新聞の支局長は、帰国早々の挨拶を受けている。好き嫌いがはっきりして解り易いが、この男に国家の最高権力者の資格があるだろうか。公平感が全くない我儘なお坊ちゃまである。
翁長知事は安倍首相が訪米する前にあって、沖縄住民は辺野古新基地の建設に反対と伝えるようにとお願いしたようである。安倍首相は、普天間基地の撤去の唯一の解決策と繰り返すことであろう。
翁長知事は辺野古に基地を作ることはできませんよと念を押している。話がかみ合うわけがない。安倍首相は、渡米前の階段としてのアリバイ工作であろう。沖縄の意向を伝えることなどあるはずがない。
今回は、翁長知事はかなり本気である。「沖縄県民から土地を奪って基地を作っておきながら、世界一危険だとか、代替え案を出せとか言うのはおかしい。その上新たな基地を作るなどとは、沖縄のことをどう考えているのか」と言ったようである。
安倍首相はこうした知事の要望にも同じことを繰り返すしか能がないだろう。翁長知事は今月に入って中国にも挨拶に行っている。
国家の最高権力者より、沖縄県の一知事の方がしたたかでありより幅広い見地を持っている。
ジュゴンの棲むサンゴ礁を潰してまで、辺野古に新基地を作ろうとする理由も、普天間基地移転の唯一の解決策と突っぱねるのであろうか。安倍首相にはそれ以上の説明など存在しない。
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