そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

官房長官、これが彼方が無視する民意です

2015-04-08 | 国際・政治
左の表は、沖縄タイムスが菅官房長官の來県に合わせて行った緊急世論調査である。一目瞭然である。(グラフはクリックすると大きくなります)
翁長知事の辺野古新基地建設に対する姿勢は、83.0%が支持している。支持しないは僅か13.4%でしかない。逆に政府の姿勢に対しては、支持しないが80.3%と圧倒的である。政府の姿勢を支持するは14.6%しかない。知事に対する支持と全く逆の結果と言え
辺野古新基地の建設は、支持するが18.2%しかなく、反対は76.1%となっている。
通常世論調査は、70%になれ場ほぼ全員の意見に近いとされている。今回の調査は、辺野古新基地建設に関して、翁長知事は圧倒的に支持され。政府の姿勢は圧倒的に支持されず、辺野古新基地建設は圧倒的反対されていると言える。

菅官房長官は沖縄に行く前に、「民意が解らない」と発言している。本ブログでこれを批判したが、これでも解らないというのであろうか?
これほどはっきりしている民意はない。要するの安倍政権は、沖縄の声等聞く気がないということである。馬鹿の一つごとのように、「普天間の危険除去」をオームのように繰り返す。普天間は、新基地建設のための口実でしかない。こんな身勝手なロジックを国民に投げかけているのである。
普天間はアメリカに撤収されたものであり、返還は当然のことである。巨大な新基地建設の根拠になるはずがない。辺野古沖に埋め立てて建設する新基地は、日本が建設するものである。抑止力をうたい文句にするが、抑止を越えた脅威になる巨大なアメリカ軍基地である。
沖縄県民はそのことに気が付いているが、本土の人たちはそのことに気が付いていない。
安倍政権は、民意の現実を真摯に受け止め具べきである。が、「粛々」と建設をする姿勢は言葉を隠してもなくなるものではない。
コメント (8)
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