そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

実質次期総理の選択になる

2009-05-13 | 政治と金

小沢一郎の辞任で、民主党の党首選挙が国会議員だけで選ぶことになるようである。岡田克也と鳩山由紀夫の闘いになるとのことである。ゾロゾロ候補者が出てこなかったのは、賢明な選択である。短期間で決めるのも、民主党に有利に働く。

若さが売り物になる岡田が、世論調査では支持が高いとのことであるが、議員の互選の形をとるために参考にならない。鳩山が選出される公算が大きい。地方に下ろさないことへの不満は当然あるが、そんな余裕も時間もないと執行部の判断であろう。これは、総選挙に有利に働くことになる。

敵失で多少支持率の上がった麻生はこれですっかり不利になった。任期いっぱいの総選挙になると思われるが、今回の民主党党首が次期総理となる。鳩山由紀夫が総理になることになる。

小沢は、鳩山が選出されると院政をひくことになる。田原総一郎が、小沢は党首であっても総理は引き受けないのではないかと発言していたが、結局はその通りになる。しかし、政党戦略としてはあっても仕方ないと思われるものの、実質次期総理を選出する選挙を国会議員の互選で選出するのもどうかと思われる。

それにしても、20年にわたり政界再編・政党再編を繰り返してきた小沢一郎も命脈もこれで尽きた。後日歴史家がどのように彼を評価することになるだろう。

コメント (3)
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