半透明記録

もやもや日記

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『交響詩篇エウレカセブン』

2006年05月24日 | 映像(アニメーション)
毎日放送で早朝に放送されていたTVアニメ『エウレカセブン』を(いまごろ)見てみました。10話くらいまでは見てあったのですが、11話から50話(最終話)までぶっ続けで見たら、さすがに疲れました…。何時間かかったんだ…? 感覚ねえー。まじーな。もうダメかも…。助けて「魂魄ドライブ!」いやさ「サトリプログラム!」……うぅ…やっぱ、だ、ダメだ…。
ということで、とりあえず教訓その1。

「続き物は途中で止められない、覚悟すべし」

はあはあ…。でも、がんばった。続き物の最終回は終わるのが悲しくてなかなか見るに至れない性格の私がよくやった。よし、教訓その2。

「波に乗っている時は、血の味がしても(かるく鼻血?)最後まで乗り切れ」

おおぉ、やりとげるって素晴らしい! でもあらすじとかを説明する気力がないので、興味のある方はこちらをどうぞ。(交響詩篇エウレカセブンーWikipedia
すみません、この記事も惰性で書いてます。支離滅裂かもしれませんが、ご容赦くださいませ。

さて、余談はこのくらいにしておいて、感想はと言いますと、非常によくできたなかなか面白いシリーズでありました。なんだかよく分からない点もいくつかありましたけど、最後まで飽きさせない展開で、登場人物も魅力的。最初の方は、主人公の男の子レントンのアホさ加減とレントンを導く美少女エウレカの暗さ、そしてレントンが乗り込んだ「ゲッコーステイト」という空賊(実は反政府組織)のリーダーであるホランドのヒステリーについていけませんでしたが、隠されていた過去や謎が少しずつ明らかにされていく物語についひきこまれて、最後までいってしまいました。アホなレントン少年が成長してゆく過程を中心に、生きるとは、戦いとは、家族とは何かというようなテーマを盛り込んで、やや説教臭いところもありますがこのくらいでもよいのかもしれません、結構スケールがでかい物語になっていました。お話はこうでなくちゃいかんですね。

(以下、ちょっとネタばれ注意報)
にしても、チャールズとレイさんがなあ…。私は好きだったのになあ。ああいう濃いキャラって、割と不幸になりがちですね。「ナルト」のリー君もいい奴なのにあんまり報われてないし(私が単行本で読んだ30巻くらいの段階の話ですが)…; 「ゲッコ-ステイト」のメンバーの中では、私はマシューが好きかも(と聞かれてもないのに答えてみる)。ノルブも印象的なキャラでしたねー。「科学と宗教は同じものの二つの端」とか(ヴォダラ宮を占拠するヴォダラクのある宗派に対して「愚か者」呼ばわりするティプトリーの言を受けて)「やつらだって、それなりに信じているんだぜ」(注:かなりうろ覚えですみません)みたいに、たまに鋭いことを言うので感動。そう言えば、レントンのおじさんはあれから結局どうなっちゃったんだろ…。それと、賢人のコーダは? あー、あと軍のイズモ艦の艦長ユルゲンスもいい奴だったなー。まさか最初はあんなだったおじさんが、最後はああなるとはねー。格好いいなあ。うーむ、ほんと脇役は粒ぞろいだったよなー。Wikiによると、人物やメカの名前には元ネタがあるようです。ティプトリーとかグレッグ・イーガンとかは気が付いたのですが、他にも色々。へー、そうだったのか。結構マニアックだねえ。


はー、こんなに真剣にTVアニメを見たのは『カウボーイ・ビバップ』以来です。なんか久々にそっちも見たくなってきたな。DVDは今、手もとにある……しかし…やっぱまた今度。あー疲れたー。