啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「イカリソウ」と「アメリカフウロ」

2012-05-05 08:40:09 | 山野草

気温が25度まで上がるというが、朝の内は何だか風が冷たく、安定しない天気を予感させる。まあ、久し振りの晴れ間は心地良い。明日まで続いてくれると嬉しいが・・・・。1週間ほど前、名前の判らない草を掲載したが、ようやく名前が判った。咲いた花を見て名前を思い出したが、当ブログでは“花が咲いたのを見たことが無い”“尾瀬などでも見た”“紅葉する”など思いつくままを書いてしまった。「どこにでもよくある草を大袈裟に書いて恥ずかしい思いがする。その名は「アメリカフウロ」でした。

「イカリソウ」はメギ科イカリソウ属の多年草。トキの島から持参し当家の庭で咲いたものだが、可愛く咲いたので写真を撮ってみた。トキの島では今頃、里山の日当たりの良い場所などでよく見るが、西上州辺りでは見たことが無い。赤紫色の花弁の先が尖ったような独特の形で、船の碇に見立ててこの名がついているようだ。草丈は10-20センチほど。

全草を「淫羊霍(いんようかく)」と言う生薬として使い“精力剤として有名”なのだそうだ。私は知らなかったが・・!?!?。羊がこれを食べると絶倫となるのだとか??可憐な花にそんな気配は感じられないが。

「アメリカフウロ」はフウロソウ科フウロソウ属の雑草で帰化植物。“名前の判らない草”として訪ねたが、残念ながら反響は無かった。散歩の途中、花が咲いているのを見つけ“何だアメリカフウロか!”と思い出した。同じ植物かどうかは判らないが、似たような形(葉)をした植物が、草紅葉の尾瀬が原にもあったような気がして、あれこれ考えているうちに混乱していたようだ。

「花が咲いているのを見たことが無い」などと“無知で適当な”知ったかぶりをしてしまい反省しております。

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