啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

元気を感じる「小布施町」

2011-10-21 08:39:17 | 旅行

長野市の北にある小布施町まで、藤岡から片道150キロ余り。先週の日曜日(16日)に往復約5時間余り、文字通りのピストン往復で買い物に行ってきた。観光と果樹及びその加工品などで知られるところ。人口1万2千人足らずの小さな町だが、何だか“元気”が感じられる町だった。

小布施への目的は“リンゴの購入”と“茶菓子”の購入のようで、私はついて行っただけ。誰かさんが買い物をしている間に、しっかりと?観察する時間があった。この町はなんだか元気だ!!お店が綺麗に整っており、住宅も小ぎれい。車道は狭いが、車が多く買い物のために入る駐車場を探している。伝統を感じさせる羊羹の店、栗おこわの店など人が溢れている感じ。農協系?の直売所は価格もリーゾナブル。花の市場もかねている感じ。アップルロード沿いの直売所から飲食店まで、何だか元気に見えた。過疎や老人問題が深刻な田舎が大半。調べて見ると、この町はなんだか元気そうだ。

長野市の北に車で30分弱走ったところ。山懐に広がっている。リンゴと栗を中心にブドウなど果樹栽培が盛んのようだ。特に“小布施の栗”は有名のようで、加工品の羊羹などは全国に知られる存在。休日にあれほどの集客力を見せる元気な町を調べて見ると、何と長野県有数の観光地「上高地」とちりピート率(何回行ったか)が高いのだ。

小布施町。人口は1万2千人足らず。中心街から半径2キロの園に大半が収まるコンパクトな町。国勢調査での世帯数はわずかだが毎回増え続け、人口は頭打ちながら減っていない。こんな町は、首都圏近郊の住宅地など限られている。元気があるからのことだろう。

第2は町が行った調査(委託調査=平成20年)では、観光の経済効果が105億円。交通関連など公共支出があり、直接消費支出は65億円と言うがそれでも素晴らしい。この規模の町が豊かになれる大きなポイントだろう。

観光客の平均リピート率は3・91回。上高地が3・74回だとしており、美ヶ原など名だたる観光地を上回ってトップ。「平均滞在時間が2時間ほど」と低いことを問題としているが、無理に温泉など作って引き伸ばさない方が懸命だろう。とにかく、ここまで調べ公表しているほど自信があるということだろう。
写真は混雑する竹風堂の店内(栗おこわ売り場)、2回のレストランは満員で入れない。

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