啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ガガイモ」と「アレチウリ」

2011-10-22 08:59:40 | 山野草

来月半ば、高校時代からの仲間で一泊ゴルフの計画があり“年中閑”の私が会場確保に動いている。驚いた!!日曜日にホテルに泊まって、翌日ゴルフの計画だが、もう殆ど一杯。特にゴルフは、平日なのに早いスタートの一組しか空いていなかった。震災、放射能、就職難、不景気と世相は最悪だが、年金世代は元気なようだ。友人の話では、ゴルフ場も“平日の方が混んでいる”のだとか。ダムや道路を作るより、お金持ちのお年寄りが将来に不安なく暮らせるような政策を採れば、消費は増えるし、雇用も拡大する。

「ガガイモ」はガガイモ科のツル性多年草。花期は8月だが、写真を撮ったのは9月の半ば、鮎川の堤防沿いに咲いていた。葉の脇から長い花柄を出し淡い赤紫が入った花をつける。この個体は白っぽいが、最っと赤が強い場合が多い。イモのつく植物は根茎が芋に似た形をしているケースが多いので、この花もそうであろうと思っていた。種の形をイモに例えたという説もあるようだ。

白い毛のついた種を風で飛ばすが、例の不詳の浮遊生物?“ケサランパサラン”の正体はガガイモの種と言う声もあるとか・・?若芽は茹でて食べられるといい、種子は強壮剤に使われることもあるそうだ。そろそろ種も実ってくる頃だ!?

「アレチウリ」はウリ科のツル性植物で1年草。9月末に鮎川堤防沿いの落合橋付近で撮った。ガガイモの仲間と思ったがかなり違っていた。北米原産の帰化植物だそうで、輸入マメなどに混じって入ってきたようだ。見た目には淡い黄色のおとなしそうな花をつけているが「侵略的外来種ワースト100」に登録されているということ。結構しぶとい草のようだ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 元気を感じる「小布施町」 | トップ | 「尼ヶ禿山」とブナ平 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

山野草」カテゴリの最新記事