啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「もやい結び」

2022-08-18 19:06:15 | 山野草
「ホトトギス」  ユリ科
 「まず、普通に輪っかを作って、短い方のひもを自分の方に引っ張ると、ひもが真っすぐになる。そしたら、輪ができるから短い方にひもを入れて・・・この結び方を”もやい結びっていうんだよ」。その人は木の枝にひもを通し、いとも簡単にタープを張った。この結び方、覚えていたら便利かも・・。最初は、短いひもの方ばかり気にして、うまくいかない。何度も何度も練習して、やっと結べたもやい結び。この結び方、昔、見た記憶がある。何やら、手品みたいだなあ~と思いながら見た記憶。「もやい」とは、船につなぎとめるための結び方とのこと。実際、確かに強固な結び方だし、ほどけにくい。多少、風が吹いたとしても、タープの結びめはびくともしない。けれど、一旦、自分でほどこうとおもえば、スルスルと簡単にほどける。いつか、結ぶそのシーンが来るか来ないか分からないけれど、知っていると便利でしょうか。時々、練習をしないと忘れそうだけれど・・。
 半日陰の林の中で咲いていた黄色い花のホトトギス。ホトトギスといえば、鳥を思い浮かべるが、4月頃日本に来て9月頃に帰る渡り鳥。花の斑点模様が杜鵑の胸の模様にたとえてつけられた名。
まだまだ夏の盛りだけれど、ホトトギスが咲き始めると、何とはなしに秋の気配を感じさせる。

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