啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ヒメリンゴとリンゴ」

2016-11-04 11:19:38 | 庭の花木
 「リンゴ」  バラ科
 穏やかな秋晴れ。空には一点の雲もなく、日差しも暖かい。まさに、小春日和の過ごしやすい日になった。
 お気に入りの枝があるのだろうか。彼は、毎年この時期になると、朝から当家にやってきて、リンゴの枝を、次から次へと軽やかに飛び、鋭い嘴で何かをつつきながら、時折、尾を上下に、くるんくるんと愛らし気に回しながら、、何やら珍しいものを見るかのように、リビングにいる私の顔をのぞく。しばらくすると、パッと勢いよく飛び去ってしまうモズ。落ち着きがなく、ちょこちょこ飛び回っているが、見ていても飽きない可愛らしさがある。
 “こら~”と怒っても、木のてっぺんで“カァ~”と一鳴き。熟れた柿の実を懸命につついて、私の声など気にもとめないカラス。こちらは、なかなかしぶとい。近頃のカラスは、あまりにも人に慣れ過ぎて、怖がらないのかしら?それとも、カラスに馬鹿にされちゃっている?今日は、甘い柿の収穫をしました。
 春には白い花を咲かせていたヒメリンゴ。真っ赤な可愛い実を、今年もたくさんつけてくれました。ミニリンゴなので、食用というより観賞用。頂きもので、この色のように、送ってくださった方の、暖かい気持ちが伝わってきます。思い出深い、記念のリンゴです。一方、樹高、3mほどのリンゴの木。手入れが行き届かなく、あまり実をつけてくれない。今年も、数えられるくらいは実を結んだのだが、残念ながら、ほとんど落下。貴重な一個、味見をしたいところだけれど、野鳥のために、残してあげよう。夫も、一個きりのリンゴをみたら「鳥に食べさせてやれ」と、きっと言うのに違いないのだから。

 
 
 
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1 コメント

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嬉しい!! (muto)
2016-12-18 22:04:05
今年も可愛い実がこんなにも実ったのですね。
大切にしてくださって、本当に嬉しいです。
当時の情景が、昨日のことのように目に浮かぶのが不思議です。

ご無沙汰しております。ずいぶん拝読が遅れ申し訳ありません。1歳3ヶ月のおてんば娘と、毎日が運動会です。^^;
寒い寒い群馬の冬、あたたかくしてお過ごしくださいね^ ^
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