啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ハルナユキザサ」

2011-05-24 08:36:06 | 山野草

仕事を通じた友人グループ。年1-2回全員が集まって飲む。ハイキングをしたりカラオケで歌ったり、各自の現状を報告したり・・。飲んだ後は必ず“大討論会”が待っている。楽しい集まりだ。

22日の榛名山「二ッ岳(雌岳)」と「つつじヶ丘」ハイキングはあいにくの雨にたたられた。道路の両側に真っ赤に咲いた山つつじの道を伊香保の温泉街から榛名湖方面に上がる。森林公園内の目的地に付いた頃はドシャ降り状態。休憩所に入ってチャンスを待つが、情け容赦なく雨は降り続いた。

諦めて持参のオニギリで昼食。竹細工の講師を始めた器用人のY氏から“竹の指輪つくり”を教えていただく。四苦八苦の上、2個を完成することができた。小屋に引きこもったままで4時間ほど。ホテルのチェックイン時間まで過ごした。

管理小屋の壁面に榛名の小鳥や植物が写真で紹介されていた。この中で、印象に残ったのが「ハルナユキザサ」。夕方になり雨がようやくあがり、石段経由で温泉街を一周したが、思いがけなくホテル近くの道路沿いに咲いていた。カメラを持参せず、友人2人(H氏、Y氏)に撮っていただいた。

「ハルナユキザサ」はユリ科ユキザサ属の多年草。榛名山で見つかったのでこの名が付いている。普通のユキザサとの違いは“大きいこと”のようだ。普通のユキザサは、草丈がせいぜい3,40センチ程度だが、ハルナタイプは1メートル以上にもなるのだという。写真の個体はそこまで大きくなかったが、普通のユキザサ?より葉や草丈がかなり大きかったので、ハルナ固有種に決めさせていただいた。

榛名の山々の登山道脇や榛名湖周辺の草原などにユキザサはこれから咲く。スケートセンター近くの「つつじヶ丘」のヤマモミジが満開になるのは今週末だ。
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