啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ジンチョウゲ」

2016-03-04 14:47:58 | 庭の花木
「ジンチョウゲ」 
 連日のポカポカ陽気に誘われてか、春の花が咲いている。先月の初旬頃だったろうか、枝先に、20個以上はある、濃い紅紫色の蕾は、全く香りがしなかったのに、そのうち一輪でも花が開くと、たちまち、甘く、かぐわしい香りを放つ。その花びらは、蕾の時とはちがい、淡い紅色・・淡いピンク色・・いや、白色に近いかも。これらの蕾が全開すると、手毬のようにまんまるく、香りも強烈。離れた場所からも、香りが漂う。名の由来は、香木の沈香のような香りで、丁子の木に似た花をつける木、という意味らしい。
 当家では、我が物顔で、玄関の脇に“でん„と居住権を得ているが、この植物、扱いが少々難しいという。というのは、枝が賑やかなので、根もしっかりしているのかと思いきや、実は、細く傷つきやすく、特に植え替えは要注意とのこと。書物によれば、水はけのよい場所、寒風が当たらない事、西日は避ける、半日蔭かやわらかい陽を好む・・・。当家では、これとは真逆の場所に植えてあるのだが・・元気です。今年も花を咲かせてくれました。毎日、甘い香りで、私をむかえてくれています。常緑低木、原産国は中国。
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