啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

朝日岳北峰

2010-04-29 19:51:19 | 低山歩き

Gウィーク初日。アルプスのどこかへ登ったような立派な山名だ。高さはわずか448㍍。
粗大ごみとまでは行かないが、家の都合で自宅に居れず、曇天のなか家を出る。
吉井町(現・高崎市)の八束山(標高4百㍍強)を歩こうと思ったが、あいにくの雨。

途中でタラの芽を発見。道路から少し高い場所にあったので、雨の中取りに行くか迷う。
タラの芽など山菜を探しながら、車を走らせるが何か物足りない。駐車ができ、山の
奥へ引き込むような山道を発見。小雨の中を迷うことなく歩き出していた。

吉井町には私の散歩コースとして、牛伏山(5百㍍ほど)と八束山がある。その隣・南に
ある山に登りたく、2回ほど登山口を探したが見つからなかった。この道を登ればと
思ったが、すぐに旧住家跡と見られる場所で行き止まり。いつもならここまでだが、
今日は違った。道の無い山中を登る。獣道と思われるが、かすかに林の中に空間がある。
蹄のような跡、猪と思われる大量の毛もあった。木と根を頼りに先を目指す。

登りだして40分ほど。先が見えてきた。ミツバツツジが尾根沿いに美しい。青空が
見え出した頃に、少し広い場所に着いた。この上の部分が頂上らしい。

ヤマツツジ(写真)とミツバツツジが咲く山頂にはさ3等三角点と頂上の標。「朝日岳北峰
(448㍍)」=天引城址とあった。私が登った方向と逆に、登山道らしき道もある。
南峰と思われる場所まで歩いてみたが、新緑の中でのツツジや牛伏山方面の展望など
なかなかだった。

帰路は、登山道を帰りたかったが、車まで距離があり、来た道を戻った。
目印につけておいた3箇所ほどの枝が役に立った。


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