啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「初登場の花」

2020-05-26 18:22:35 | 庭の花木
「シュンメイギク」  キンポウゲ科
 花の好きな人は、自分の”こだわりの花”を持っている。四季折々、それぞれが庭を彩り、目を愉しませてくれる。手塩にかけた花が、せっかく咲いたのに、一人だけで愉しむのはもったいなく、そんな時は仲間どおしで、お互いの花を愛でるのは、楽しみの一つだ。
 「シュウメイギクは持っていますよ」と答えると、その人は、”いやいやシュンメイギクですよ”と。初めて目にしたその花は、実にシュウメイギクによく似ている。しいて言えば、葉も緑が薄く、花びらも薄く、どこか頼りなさそう。手持ちの図鑑で調べても掲載なし。ネットによれば、シュウメイギク(秋明菊)に似た花だが、初夏に咲くためシュンメイギク(春明菊)と呼ばれているとの記載。草丈60cm程、5月~6月が花期。暑さ寒さに強く、乾燥にも耐えられ丈夫な花。宿根草なので手間いらず。清楚な可愛い花びらと薄い緑の葉が美しい。何といっても、地植え出来るのが嬉しい。頂戴した植物なので、大事に育てたい。