啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「恵みの雨  :マイヅルソウ」

2020-05-04 15:12:28 | 庭の花木
 目覚めたら雨。緑潤す恵みの雨。若葉の黄緑色は、さらに透明感を増し、この季節ならではの輝きを放っている。キユウリ、トマト、ナス、ピーマン、スイカと、昨日は夏野菜の植え付け。今朝、畑に様子をみに行くと、この雨で苗もシャッキとして元気。これから暫くは朝の仕事が1つ増えそう。肥料、労力、苗、防草シートなどの価格を考えれば、野菜は買う方が手っ取り早く、安いのは分かっているが、目の前に広がる土地を、放っておくわけにもいかない。現在、畑では玉ネギ、長ネギ、じゃがいもがグングン成長し、収穫が楽しみ。コロナの影響で、農家さんが丹精込めて作った野菜を、自身の手で処理している映像をみるにつけ、その心情は”さこそ”と推察する。
 「マイヅルソウ」  ユリ科
 マイヅルソウ(舞鶴草)は、寒さに強く、暑さに弱いので、当家での生育はちょっと難しい。本来は北国や森林、湿った場所を好む植物。水を絶やさず、夏には木陰に移動したり、肥料を与えたり・・春に花が咲いても、夏が越せるかヒヤヒヤしてしまう。草丈15cm程度で、白い花も液果もコロコロして可愛いが、見どころは葉。ハートの形をした葉は、葉脈も曲がり、ツルが羽を広げた形を連想してついた名前という。来春も咲いてくれるだろうか?