啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「稲穂」

2018-10-21 18:27:51 | その他
 穂波は揺れる、黄金の穂波、みのりの喜び畑に満ちて。朝から、雲ひとつない秋晴れ。絶好の稲刈り日。9月に開花した稲の花は、穂が熟し、今日という日を待っていたかのように、重い頭を垂れていた。
 近所の田んぼでは、朝からコンバインの音が鳴り響き、家族総出で稲刈り。秋風に揺られる稲穂は、あちらにゆらゆら・・まるで波のように。今年も豊作のようだ。
 スーパーには、米どころの新米が店頭に並んでいる。長岡の友人からは、”新之助”の新米が今年も届けられた。粘りがあり、甘く、一粒ひとつぶが輝いている。本当に美味しい。息子達が来たら食べさせようと、今から楽しみにしている。
 近年、お米を作る農家がぐっと減り、そこは休耕地となり、田は荒れ、セイタカアワダチソウが茂ったり、つる性の雑草が伸び放題。田舎生まれ、田舎育ちの当方、かつての賑わいを知っているだけに、荒れた田を見るのは少し寂しい。
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