啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「春  弥生」

2018-03-01 17:44:34 | 山野草
 「オオイヌノフグリ」  ゴマノハグサ科
 発達中の低気圧が通過し、風雨が強まるとの予報であったが、グースカ寝ているうちに、それもほとんど記憶もなく、朝から薄日がさし、午前中から力強い陽ざし。ルンルン気分もつかの間、午後からは風が半端でなく、上州っ子は風に慣れているとはいえ、吹き飛ばされそう。吹き溜まりには、どこからともなく、ビニール袋やら紙やら、枯れ葉まで飛んでくる。こんな日は、車のドアにも注意。開けた途端、風に押され、駐車してある隣の車に、衝撃を与えることもあるので。
 3月の行事と言えば、ひな祭り、卒業式、そして春の彼岸。弥生という言葉だけで、どことなく心も弾み、希望や夢に満ちた月、というイメージがある。本日が卒業式の高校もあると聞く。若い人が、夢を持てる社会でありますように。
 個体も春を感じさせる花。畑やあぜ道の日だまりで、コバルトブルーの輝きに、春の喜びを感じる。果実の形から名がついたらしいが、地域により”星の瞳”の名も。なかなか美しい名だけれど、すぐに忘れてしまいそう。日本全土に分布。

桃の節句。我が家のひな祭り。