木々が葉を落とした頃の里山の遊歩道脇などに「ホトトギス」が咲いているのを見かける。
5日の日曜日の夕刻。群馬県富岡市の東南部の山の中、藤田峠では秋の花に混じってホトトギスが咲いていた。
ホトトギスというと植物より鳥の「不如帰」が知られている。カミさん調べだと「鳥の不如帰の胸の部分の模様に(花の様子が)似ているからこの名がついた」という。
花は独特の形をしている。ユリ科のホトトギス属。個体が小さいので、花の数が少ないが最盛期に咲くものでは、花がもっと連なって咲いていることが多い。
藤田峠は、小幡ー下仁田を結ぶ県道から、富岡市南五箇の辺りで「大塩湖」「藤田平キャンプ場」の標識に従って山に入り、20分ほどの場所。日曜日だったが、人の姿はなく、キャンプ場の入り口は閉鎖されていた。