啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

コキンレイカとオトギリソウ

2010-08-01 08:53:43 | 山野草
浅間山の西に広がる山々は、高山植物をはじめ山野草の種類が豊富だ。
季節に応じた花の楽しみ方や山歩きができる。湯の丸山から角間山の行程でも、
笹に覆い包まれた場所を除き、次々と目に飛び込んでくる。

1、コキンレイカ(ハクサンオミナエシ)  ブナ帯以上の結構高いところの岩場や
  登山道脇などで見かける。ネットではハクサンオミナエシと紹介していることも
  あった。ハクサンを冠する事もあるように、本州中部の日本海側に多いという。
  今、庭で秋の七草のひとつオミナエシがピークだが、オミナエシのようにスマート
  で背が高くなく中型だが、黄色の花が目立つ。


2、オトギリソウ  昔、我が家の庭の植え込みにも咲いていたが「弟を切る」という意味
  のある(和名は「弟切草」)ことを知ったカミさんが処刑した。薬効が
  があり、秘薬の秘密を漏らした弟を兄が切り殺したと言う伝説から名がついている。
  それほどに、効果があるのだろうか。花は、小さくて可愛いだけだが。