啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

美ヶ原のトモエソウとコウリンカ

2010-08-19 16:12:34 | 山野草
※お詫び   8月11日に「番外編」の掲載と「お盆休み」のお知らせをしたつもり
でしたが、投稿できていませんでした。また、ポツポツと再開します。よろしくお願い
します。

木曾駒ケ岳の帰りに寄ってみたのが美ヶ原。時間が少なく、素通り程度だったのですが
色々な花が咲いていました。特に印象に残ったのが、初めて見た「トモエソウ」でした。
西上州の御鉾山辺りに咲いているというが、実際に見るのはこれが初めて。「コウリンカ」
とともに、花のピークは過ぎていたが見とれてしまうほどに、見事でした。

1、トモエソウ  オトギリソウの仲間だという。オトギリより背丈がずっと高いが、
  そういわれれば似ている。直径4㌢程の立派な花弁が、卍状になっているのが特徴。
  5弁で一日花のはかなさも素敵だ。


2、コウリンカ  花のピークを過ぎており、遊歩道沿いの撮影しやすいところにある
  モノはほとんどこのような状態だった。長野県の湯の丸山のどこかで見たことがある。
  キク科でキオンの仲間というと、もう少し背が高いのかと思っていたが、周囲の環境
  によるのだろうが、私の見た個体は2,30㌢ほどの小さなものが多い。舌状に下に
  伸びる花弁と鮮やかな橙色の花は、強烈な印象を与えてくれる。