気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

インド・インドネシアの染織(芹沢介美術工芸館)

2010年05月30日 20時00分10秒 | 日々の出来事
 東北福祉大学構内にある芹沢介美術工芸館で開催している『インド・インドネシアの染織』を見に行って来ました。
 インドやインドネシアの上着や民族的文様を施した布など,美しい染織がたくさん展示されていました。
 
 東北福祉大学は,今は福祉や介護の時代であるだけでなく,防災や市民に開放した講座を積極的に開催するなど,古い私が抱くイメージ(野球やバレーなどスポーツが強い)とはほど遠い,就職等に本当に強い大学になっているようです。

 今回観た染織展が開催されて芹沢介美術工芸館の名前になっている芹沢介氏は,1895年に静岡県静岡市に生まれ,型絵染の人間国宝(重要無形文化財保持者)の指定を受け,紫綬褒章,文化功労者,フランス政府からも文芸芸術功労賞を授与された,わが国の最高の染色工芸家です。

 芹沢介氏は,昭和32年に宮城県石越町より板倉を,東京まで移築したり,又,仙台や鳴子温泉を愛していたことで有名です。
 息子の芹沢長介氏は,考古学者として活躍し,東北大学名誉教授を勤め,晩年は芹沢介美術工芸館の館長を2006年亡くなるまで務めていました。

 東北福祉大学の正門付近


 正面玄関から東を望む


 大学構内の案内図


 芹沢介美術工芸館


 芹沢介美術工芸館の休息所から仙台市街地を望む


 パキスタンのブラウス


 インドの象・鳥・草花文覆い布


 インドの太陽・人物・動物文被衣


 芹沢介氏の応接間


 芹沢介美術工芸館の天井のステンドグラス


 本館の中には金本選手が一番大きく飾られていました


 構内のマンホールはシンプルでいい(その1)


 構内のマンホール(その2)

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