気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

登米市登米町(とめしとよまちょう)の街並み

2005年11月29日 22時55分48秒 | 日々の出来事
 登米市登米町(とめしとよまちょう)には、昔の建物がずいぶん残っており、街全体が懐かしい雰囲気を醸し出しています。
 NTTドコモのCMで使われた登米高等尋常小学校の建物は、中央にギリシャ風のペディメントをつけた明治21年の擬洋風建築で国重文に指定されています。
 設計したのは、山添喜三郎というウィーン万国博覧会にも派遣された宮城県の技師なのだという。廊下は吹き放ちになっていて、西洋の僧院の回廊を思わせる作りになっています。

 旧水沢県庁庁舎の前の通りは、秋田の角館を思わせる風情を感じさせる通りです。
 私が通った仙台の小学校は、“荒城の月”で有名な土井晩翠の母校で明治6年に出来ましたが、校舎は戦後建てられたバラック的な木造校舎で、この登米の小学校の格調の高さとは格段の差があり、明治時代の小学校への思い入れの差が感じられます。
 一度、何故か懐かしい気持ちになる登米町を訪れてみてください。



 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿