農業じゆう人

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「虹」「蛸」はなぜ虫ヘン?

2018年06月01日 13時12分10秒 | 雑学
   あれだけ大騒ぎをした花見の季節があっという間に過ぎ去り、きれいだった花が散り
    新緑がまぶしくなる季節に代わった。 すると桜の木には毛虫が出没しだします。
   すると人々は眉をひそめ、殆んどの皆さんは殺虫剤を持ち出し退治にかかる。
   人間とは本当に勝手なもの・・ある意味そう思いませんか?

   天気予報に「夏日」という言葉が聞こえだすと野外は虫たちの出番で、私共の狭い
    菜園でさえ蝶が飛びかい、近くの木々では蝉の大合唱が聞こえるようになる。

   「虫」という漢字を昔は「蟲」と書いたことは、少し年配の方ならよくご存知かと
    思われます。 要するに新字体と旧字体のちがいだが、しかしもっと古くは。
    両者はまったく違う漢字だったそうです。

   いま私たちが「むし」という意味で使う「虫」は、本来は毒蛇である「まむし」を  
    意味する漢字だったそうだ。 「虫」は頭の大きな蛇の形をかたどった象形文字で
    音読みは「チュウ」ではなく「キ」。 その「虫」がやがて「まむし」から意味が
    広がって、様々な小動物を表すようになったという・・?
   それに対して「蟲」(音読みは「チュウ」)は、その《虫》を三つ組み合わせた形で、こち
    らは古くからもっぱら「むし」という意味で使われてきたそうだ。
   両者はこのように別々の漢字だった・・のですが
   それがいつの間にか「蟲」の簡略形として「虫」と書かれるようになり、やがて
    「虫」が日本でも中国でも「むし」を意味する正規の漢字となったという?

   《虫》ヘンがついている漢字が昆虫だけに限らないのは、こんな理由だとか・・?
   「虻」(あぶ)や「蟋」(こおろぎ)「蟬」(せみ)などはムシの類だといえますが・・
   「蝮」(まむし)や「蟒」(うわばみ)らはヘビですし「蜥」「蜴」(どちらも「とかげ」)
   「蠍」(さそり)などにも《虫》があります。
   「虹」は、かつて山から山にわたる大きな龍と考えられたので、だから《虫》ヘンが
    ついているんだそうだ。
   さらに「蛸」(たこ)や「蛤」(はまぐり)、「蝦」(えび)のような水中の小動物までもが、
    《虫》の仲間なんだそうです・・?

   子供たちから「タコは虫じゃないのに、どうして『蛸』という漢字には《虫》ヘンが
    ついているの?」と聞かれ、適当にごまかしていたお父さん・お母さんは・・・
    いなかったでしょうか~・・。  私などその通りでしたので勉強になりました)

 虫と言えば我が家の菜園にいる虫も厄介なものです。
 それでも単なる虫は何とが防げるものなんですですが
 頭の黒い虫?いや動物の方は非常に厄介で困ってます。
 虫や野鳥と違って、できたもの(今回はタマネギ」)
 根こそぎ盗っていきます。 他人の育てたものを無断
 で盗っていって食べておいしいんでしょうか・・ネ
   あまりにも無礼なことなので大人げないとは思いますが、土手に等間隔で杭を打ち
    ネット張ってすぐに入れないようにしました。 ホント情けないです。
   こうしたって盗っていく人はネットを切ってでも入って盗っていくんですがネ
   こうしてみると、まだ虫や野鳥の方が人間よりマシってことでしょうか。 
   こんなことをしないと・・とは、本当に情けない世の中です。
   

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