米海洋大気局(NOAA)と国際サンゴ礁イニシアチブ(ICRI)は15日、過去4度目となる
世界規模のサンゴ礁の白化現象が広がっていると発表した。 サンゴ礁の白化が進むと、
サンゴが死んで生態系に悪影響が生じるほか、観光など経済的損失につながる恐れがある。
2023年2月から24年4月にかけて米フロリダ州沖、ブラジル沖、オーストラリアの
グレートバリアリーフなど南北両半球の熱帯地域でサンゴ礁の白化が確認された。
白化とはサンゴの体内に共生して光合成するプラ
ンクトン「褐虫藻」が失われ、サンゴの骨格が白
く見える現象。藻類がいなくなると、サンゴは栄
養を得られなくなる。この状態が続くとサンゴは
死んでしまうという。海水温や水質の変化といっ
たストレスがサンゴにかかると発生しやすい。
過去に世界規模の白化現象が観測されたのは1998年、2010年、2014~17年。
今回の白化の原因は特定の海域の水温が平年を大きく上回る「海洋熱波」だ。 サンゴ礁
の生息する太平洋、大西洋、インド洋全海盆で海洋熱波が続いているという。 NOAA
は人工衛星の観測データなどを使い、海面温度を1985年以来記録している。
NOAAによるサンゴ礁保護プログラム(crcp)の"ジェニファー・コス理事長"は「海が暖ま
り続けるにつれ、より頻繁に白化が発生し、影響が広がることは気候分析モデルにより
想定されてきた」と解説している。
NOAAは1970年に米商務省内の機関として設置した。 ICRIは日本や米国など
8カ国がサンゴ礁の保護を目的に1994年に設立した。
こういった自然環境を守ることは地球人の役目だと思います。
世界規模のサンゴ礁の白化現象が広がっていると発表した。 サンゴ礁の白化が進むと、
サンゴが死んで生態系に悪影響が生じるほか、観光など経済的損失につながる恐れがある。
2023年2月から24年4月にかけて米フロリダ州沖、ブラジル沖、オーストラリアの
グレートバリアリーフなど南北両半球の熱帯地域でサンゴ礁の白化が確認された。
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ンクトン「褐虫藻」が失われ、サンゴの骨格が白
く見える現象。藻類がいなくなると、サンゴは栄
養を得られなくなる。この状態が続くとサンゴは
死んでしまうという。海水温や水質の変化といっ
たストレスがサンゴにかかると発生しやすい。
過去に世界規模の白化現象が観測されたのは1998年、2010年、2014~17年。
今回の白化の原因は特定の海域の水温が平年を大きく上回る「海洋熱波」だ。 サンゴ礁
の生息する太平洋、大西洋、インド洋全海盆で海洋熱波が続いているという。 NOAA
は人工衛星の観測データなどを使い、海面温度を1985年以来記録している。
NOAAによるサンゴ礁保護プログラム(crcp)の"ジェニファー・コス理事長"は「海が暖ま
り続けるにつれ、より頻繁に白化が発生し、影響が広がることは気候分析モデルにより
想定されてきた」と解説している。
NOAAは1970年に米商務省内の機関として設置した。 ICRIは日本や米国など
8カ国がサンゴ礁の保護を目的に1994年に設立した。
こういった自然環境を守ることは地球人の役目だと思います。