夏休みシーズンを控え、厚生労働省がバーベキューでの食中毒対策の徹底を呼びかけている。
肉はクーラーボックスに入れて低温保存し、調理時はしっかり加熱することが必要です。
新方コロナウイルス感染対策の緩和でレジャー増加が見込まれ、同省担当者は「食中毒の
リスクを正しく理解して食事を楽しんでほしい」と話している。
肉に付着した腸管出血性大腸菌O157やサルモネラ菌などが体内に入ると、激しい腹痛
や嘔吐、発熱といった症状が出る。 重症化すると脱水症状が現れ、意識障害が起こる
ケースもある。
コロナ流行中は衛生管理が徹底され食中毒発生件数が一時的に減少したが、2022年は
962件と4年ぶりに増加した。
食中毒を防ぐポイントは▽肉は焼くまで低温状態
を保つ▽細菌は熱に弱いのでしっかり加熱する▽
トングや箸は使い分ける‥‥の3点。O157や
サルモネラ菌は、約40度の環境下で1時間たつ
と8倍ほどに増殖するとされ、食材を持ち運ぶ場
合は保冷剤などを使うのが望ましい。 肉を焼く
ときは、細菌が死滅するように中心温度75度、
1分以上の加熱を心がける。生肉を触ったトング
や箸は細菌が付着している可能性があるため、そ
のままサラダを取り分けたり食事をしたりするこ
とは避ける。
スーパーやコンビニで普及しているカット野菜に慣れ、洗う必要がある野菜をそのまま生
で食べてしまう事例も目立つとして、注意するよう求めている。
待ちに待った夏休みです。 ルールを守ってバーベキューなどをお楽しみください。
気温や湿度が高い時期は細菌が増殖しやすく、家庭での毎日の食事でも食中毒予防を心が
けることが肝心です。 食材を購入する際や、料理の残り物の保存方法にも注意点があ
ります。
スーパーなどでの買い物では、買った肉や魚の水分が漏れると不衛生なため、それぞれポ
リ袋に分けて包む。 家に持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れる。 調理の前に
はしっかりと手を洗い、タオルや布巾は清潔なものを使用する。
作った料理は長くそのままにしておかないようにし、残った場合はきれいな容器に移して
保存する。 浅い容器であれば素早く冷蔵できる。 一定時間過ぎたら処分することも
考え、温め直すときは十分に加熱する必要がある。
2022年の食中毒発生件数は962件で、うち原因施設が不明なものを除いた673件
の中では、飲食店が380件、家庭は130件だったそうです。
肉はクーラーボックスに入れて低温保存し、調理時はしっかり加熱することが必要です。
新方コロナウイルス感染対策の緩和でレジャー増加が見込まれ、同省担当者は「食中毒の
リスクを正しく理解して食事を楽しんでほしい」と話している。
肉に付着した腸管出血性大腸菌O157やサルモネラ菌などが体内に入ると、激しい腹痛
や嘔吐、発熱といった症状が出る。 重症化すると脱水症状が現れ、意識障害が起こる
ケースもある。
コロナ流行中は衛生管理が徹底され食中毒発生件数が一時的に減少したが、2022年は
962件と4年ぶりに増加した。
食中毒を防ぐポイントは▽肉は焼くまで低温状態
を保つ▽細菌は熱に弱いのでしっかり加熱する▽
トングや箸は使い分ける‥‥の3点。O157や
サルモネラ菌は、約40度の環境下で1時間たつ
と8倍ほどに増殖するとされ、食材を持ち運ぶ場
合は保冷剤などを使うのが望ましい。 肉を焼く
ときは、細菌が死滅するように中心温度75度、
1分以上の加熱を心がける。生肉を触ったトング
や箸は細菌が付着している可能性があるため、そ
のままサラダを取り分けたり食事をしたりするこ
とは避ける。
スーパーやコンビニで普及しているカット野菜に慣れ、洗う必要がある野菜をそのまま生
で食べてしまう事例も目立つとして、注意するよう求めている。
待ちに待った夏休みです。 ルールを守ってバーベキューなどをお楽しみください。
気温や湿度が高い時期は細菌が増殖しやすく、家庭での毎日の食事でも食中毒予防を心が
けることが肝心です。 食材を購入する際や、料理の残り物の保存方法にも注意点があ
ります。
スーパーなどでの買い物では、買った肉や魚の水分が漏れると不衛生なため、それぞれポ
リ袋に分けて包む。 家に持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れる。 調理の前に
はしっかりと手を洗い、タオルや布巾は清潔なものを使用する。
作った料理は長くそのままにしておかないようにし、残った場合はきれいな容器に移して
保存する。 浅い容器であれば素早く冷蔵できる。 一定時間過ぎたら処分することも
考え、温め直すときは十分に加熱する必要がある。
2022年の食中毒発生件数は962件で、うち原因施設が不明なものを除いた673件
の中では、飲食店が380件、家庭は130件だったそうです。