農業じゆう人

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梅雨前線、再び南下

2023年07月20日 14時47分33秒 | 遊び
  日本列島に大雨と猛暑が同居し、被害が相次いたが、太平洋高気圧の後退とともに記録的な
  高温は一段落しそうだ。 東北にかかる梅雨前線はこれから日本の南海上に南下するため、
  梅雨明けしそうでしない状況が週末ごろまで続くようだ。 北陸、東北などでは再び大雨の
  恐れがある。 その他の地域も猛暑日にはならなくても蒸し暑いため、熱中症への警戒を怠
  れれない。

 西日本や東日本の太平洋側では連日、夏の太陽が照りつ
 け、東京で16~18日の3日連続で最高気温が35度
 以上の猛暑日となるほど梅雨を忘れさせる天気となった。 
 天気図上でも梅雨前線が消えた日もある。 にもかかわ
 らず、気象庁が各地の梅雨明けを発表しないのは、太平
 洋高気圧の勢いがやや弱まると予想しているから‥?

  通常、今ごろの時期は太平洋高気圧が前線を押し上げ、日本列島を広く覆って梅雨明けとな
   るが、今年はそのようにすっきりといきそうにない。 東北にかかっている前線は南下し
   西日本や東日本を通るので、今週後半にかけて広い範囲で雨が降る公算が大きい。

  気象庁気象研究所台風・災害気象研究部の“加藤部長”によると、7月10日の九州北部の豪
   雨は、梅雨前線沿いに中国大陸から東進してきた上空の湿った空気と、太平洋高気圧の縁
   に沿って南から入り込んだ下層の暖かく湿った空気の合流する場所で発生した。
  前線が北上すると、南からの水蒸気は対馬海峡から日本海に流れ込むようになり、発達した
   雲が山陰や北陸に及んだ。 その後、前線は秋田にも大雨をもたらした。
  前線は今後南下するが、大陸からの水蒸気の流れはひところほど強くないようだ。 ただ、
   太平洋高気圧の縁をまわるように吹く南風がフィリピン近海で大量の水蒸気を取り込み、
   日本に流れ込むとの予想がある。 大気の状態が不安定になり再び雨脚が強まる地域も出
   てきそうだ。
  梅雨前線の北側にもあまり冷たい空気はなく、日本付近全体が暖かい空気に覆われつつある。
   南下した前線は徐々に弱まるとみられるが、そのまま梅雨明けしても「梅雨明け十日」と
   いわれる安定した夏空は続かない見通し‥しばらくは局地的な雷雨が起きやすいようだ。

  気温は天気が崩れるときに多少下がっても、平年並みをやや上回る程度のようだ。 湿度が
   高いため、熱中症リスクを示す「暑さ指数」が28以上の「厳重警戒」となる日が多く、
   夜間の気温も下がりにくそうだ。 まさに、ここ数日の状態を表しているようです。

   皆さん油断することなく熱中症には十分に気をつけましょう!