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自然エネの電気

2018年07月07日 12時45分27秒 | 話題
 電力小売りが全国的に自由化され、一般家庭でも購入先を選べるようになって2年が経過した。
  最近は太陽光を中心に自然エネの電気が増え、「自然エネ100%」をうたう電力メニューも
   出始めてきているようです。

  先般、築地場外市場へ買い物に行ったとき、地下鉄から出て場外市場の方へ歩き出したら、
   途中にある築地本願寺で、お寺の関係者を対象に、電力会社を選ぶための勉強会が開かれる
   看板があった。 講師は、国際環境NGO「FoEジャパン」の“吉田さん”と表示
  他の環境団体とともに電気の購入先を大手から自然エネ中心の新電力に切り替えては!という
  「パワーシフト・キャンペーン」を繰り広げていますというものでした。

    このパワーシフトとは何ぞや?
 パワーシフトは、5つの基準をクリアした電気を
 推奨しているというもの。「電源構成などの情報
 を開示している」「自然エネを中心に電源調達し
 ている」「原発や石灰火力発電の電気は使わない」
 「市民や地域によるエネルギーを重視している」
 「大手電力会社と資本関係がない」という基準。
 自然エネでも、大規模な森林伐採や土地改変を伴
 う太陽光発電、地域や生態系に配慮しない風力発
 電、パーム油などによるバイオマス発電などは、
 「望ましくない」としているものです。
 小売り全面自由化が始まった当初、自然エネの電
 気を買うのは簡単ではなかったという。 パワー
 シフトが薦める購入できる電気は4社だけでした
 が、現在は地域系12社=図=のほか、みやまス
 マートエネルギーなど自治体系4社、生活クラブ
 エネジーなど生協系4社、みんな電力など複数地
 域供給4社の計24社を紹介しているそうです。
 吉田さんは「ようやく選択肢が広がってきたので
 諦めていた人も改めて電気の切り替えを検討して
                        はいかが・・」と呼びかけています。
  自然エネの実力は年々増しているという。 大手電力会社は2年前から3ヵ月ごとに電源別の
   発電量を公表しています。 民間のシンクタンク「環境エネルギー政策研究会(ISEP)」
   では、このデータをグラフ化して「エナジーチャート」で公開し始めています。
  「多くの人に自然エネの実力を知ってもらい選択してもらおう」という狙いからだという。
  データの検索も可能です。2017年度に全国で自然エネの発電割合が高かった日を調べると
   4月30日の27.8%だったことが分かった。 逆に最も低かったのは、12月31日で
   9.1%だったそうだ。 各電力会社ごとの1時間や1週間単位の探索も可能だそうで、グ
   ラフでも読み取れるそうだ。  太陽光や風力、地熱、バイオマスなど、自分が住む地域の
   電源別の実力を知ることができるんですって・・。

  最近では「自然エネ100%」という電力メニューをそろえる電力会社も増えてきているとか
  使う電気をすべて自然エネにする「RE100」や「自然エネルギー100%プラットフォーム」に
   参加する企業や団体などが、日本でも出てきたからだという・
  今後は家庭向けでも、いろいろな自然エネ電気のメニューが出てきそうです。