農業じゆう人

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健康ポイント・・?

2017年03月26日 12時22分18秒 | 健康
  私共も「バカの一つ覚え?or2本足で歩く犬」のごとく毎朝“ウォーキング”をしています。
  近年は健康つくりに取り組む人に特典を付与する自治体や企業が増えているとよく耳にします。
  歩いたり、特定健診を受けたりするとポイントがたまって景品と交換できる制度の導入が主流!
  一定期間、保険診療を受けなければ現金を給付する自治体もあるんだとか・・? そこまで・・
  これ、生活習慣病を予防し医療費を抑えるのが真の狙いなんだそうです!
  ただ、果たして効果はあるのか、必要な受診抑制につながらないか? 検証も必要になりそうだ。

  「これまではすぐに車を使っていたけれど、歩くようになった!」新潟県長岡市の60代の主婦
   昨年3月に同市の「ながおかタニタ健康くらぶ」に加入。 
   歩いて健診受けて景品ゲットを目標にです!
 歩数や消費カロリーなどを記録できる活動量計
 が〝会員証〟で、入会から1年間は3000円
 その後は2500円の年会費を支払う。
 例えば5000歩で10㌽、健康講座受講で100㌽
 になり、ポイント数に応じた商品券や地元農産物
 体組成系などが貰える仕組みなんだそうです。
 市と健康機器大手のタニタが連携して開設した
 JR長岡駅前の「タニタカフェ」が拠点だそうです。
 会員は体組成計で脂肪量や筋肉量を測り、カフェ
 で送信した活動量計のデータも含め同社のイン
 ターネットサービスで推移を確認できるもの。
 カフェでは「1回のご飯は手のひらを少し重ねて
 おわんの形にしたくらいが適量」といった管理栄
 養士からの助言も受けられる。 くらぶは2014年
 にスタート、延べ会員は3000人を超えたそうです。
 厚生労働省の調査では、15年6月時点で市町村
 の国民健康保険や企業の健康保険組合など回答
 した2924団体のうち、13%が健康ポイントなど
                         インセンティブ(推奨)事業を実施しているそうだ。
                         その後も増え、埼玉県では市町村などと連携して
                         今年4月から県全体で健康ポイント制度を始める。


   背景には医療費の増加があるという。15年度の概算医療費は41.5兆円と前年度より3.8%増え、
   13年連続で膨らんだ。国保は慢性的な赤字に陥り、企業の健保組合も保険料が上昇傾向です。
   医療費の3割を占めるとされるのが生活習慣病関連といわれている。
   特典を動機づけに日常的な運動を促し、これらの予防につなげるもの・・。
   国の委託で筑波大学や千葉県浦安市など全国6市が実施した健康ポイントの実証実験では、参加
    しなかった人に比べ1人あたり年平均4万3000円の医療費抑制効果があったそうだ。
   ただ効果がハッキリしないものも多いそうだ。 同省の調査で7割はこのインセンティブ事業に
    「効果があった」と答えたが、その中身は「加入者の健康意識が向上」が64%で最多だそうで
    「医療費の低減」は5%にとどまったそうです。

   特典を設けても参加しない人は多いという。  先行する長岡市でも、会員は全人口の1%程度。
   参加するのは日頃から健康への意識が高い人で、生活や運動習慣に問題があり参加してほしい人
    ほどあまり取り組まないという意見が多いんだそうです。 逆ですですよネ
   実験を手掛けた筑波大の“久野教授”も“無関心層を呼び込む仕掛けが重要”と指摘している。

   参加を促す究極の存在ともいえるのが現金だという?
    岡山県総社市は14年度、保険診療を1年間受けていないなどを条件に、国保加入世帯への
    1万円支給を全国で初めて始めたそうです・・・?
    初年度は70世帯、15年度は82世帯に支給。 「健康のため頑張ったことが認められた!」と
    好評で、担当者は「健康づくりの機運を高める」と話しているそうです。
    ただ、受診しないことが条件の特典には、日本医師会を中心に「過度な受診抑制につながる」
     のではないかと懸念する声もあるといわれているそうです。
    同市は「非受診」が一人歩きしないよう、支給条件として40歳以上には生活習慣病関連などの
     健診を義務づけているそうです。「具合が悪ければ我慢せず受診しているハズ」と担当者。

    厚労省は、この方法に対して、現行では現金支給を禁じてはいないが・・
         「市民の間で不公平感が生じるものは避けた方がいい」と消極姿勢のようです・・。

    団塊の世代が、すべて70歳以上になる25年には医療費が54兆円に膨らむ見通しだという
     国民の負担増だけで賄うのは必ず限界がくるのは目に見えていると思います。
     健康維持や予防を公的保険制度にどう組み込むか、検討の余地は大きいと思っています。

   厚生労働省は生活習慣病の予防策として、40~74歳を対象に特定健康診断(メタボ健診)
    実施しています。 受診されたことはありますか?  
   この特定健診は原則、腹囲が男子85㌢以上、女性は90㌢以上で、血圧や血糖、脂質の中で
   異常値が2つ以上ある人を「メタボリック症候群」と判定するものです。
    受診したことがない人の主な理由は「医師に受診中」という人が多いそうです・・が
    普段受診している医師は、その人の病気を診るのが中心で、生活習慣病を念頭に診療しては
     いないのがほとんど・・別途申し出て受診をした方がいいと思います。
    私は、年1回の「ドック健診」時に同時に「特定健康診察」を受けています。