農業じゆう人

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二枚のチラシに

2017年03月29日 12時42分10秒 | 私事
   郵便受けにチラシが2枚入っていた。配布員が投函していったものらしい? よくあることだ
   ただこの2枚、広告の方向性が正反対だ。
   ひとつは老人ホームの案内で、もうひとつは「老人ホームを考える前に」と書いてある。
    (どこかで我が家を見ているのかな・・ここには老夫婦が住んでいるということを)
    チラシには、住み慣れた自宅でいつまでも安心して暮らすために、困ったことができたら
      二十四時間なんでも頼めるサービスがウリのようです。
   「時代だなぁ~」と思わずつぶやいてカミサンと顔を合わせて笑ってしまったほどだ。 
   薦めている内容は逆だが2枚は共に、高齢者世帯が多いことの表れを思い起こせるチラシ
   時代といっても昨日今日のことではない。  思い返せば、社会の高齢化が進みつつあった
    十年ほど前も、似たようなチラシを見た覚えがある。

   2枚のうち後者に似た、自宅での暮らしをサポートするもので、「実の息子みたいにわがまま
    いっていいの?」と書かれ、そのときは「実の息子だったら、わがまま言っていいのか」と
    思った私はまだ「息子」の方に自分を同化していたのだろうか・・?

   とぉ~の昔に親を亡くしてしまっている今は、完全に高齢者の立場で、チラシを見ている。
   実際チラシに示されている「いざという時」の例が、70代前後の私共夫婦にとっては
    すでに「あるある」なんです。
   テレビが映らなくなった、理由がわからないとか・・。 タンスの裏を掃除したいけれど、
    重くて動かせないとか・・。  身につまされることがいっぱいある。

   先日までは、なんだか理由のないのに・・何となくかったるい(全身が倦怠感がいっぱい)
   チョッとした動きでも厄介ばかりだった。 まだカミサンに頼れるだけ大助かりでした。

   ホームと並んでそんな選択肢もあることを視野に入れつつ、日常を過ごしたいと思っています。