水槽でじっとしているだけなのに、なぜか子供達に
大人気なのが、左の図のような深海にすむ巨大な
ダンゴ虫の仲間「ダイオウグソクムシ」?・・です。
飼育する水族館も増えて、少なくとも全国15カ所
が飼育しているそうです。
エサを食べないことで注目された、とてつもない
なぞが多い生き物ですが、最近分かってきた習性
もあります。 ダイオウグソクムシはメキシコ湾や
インド洋の深さ200~1000㍍の深海に生息・・。
日本近海にはいません。 生き物の死骸を食べる
ことから「海の掃除屋」とも呼ばれているようです。
体長は最大50㌢、体重は1.5㌔以上にも・・。
寿命については分かっていないんだそうです・・?
○ ○
5年に及ぶ絶食行動が注目されたのが鳥羽水族館
2007年に飼育を始めた「No.1」というオス。
09年1月に約50㌘のアジを食べたのを最後に、14年
2月に死ぬまで5年43日も絶食したといわれている。
絶食中もなぜか体重が増えたり減ったりしたそうで、
死んだ時は飼育を始めた時より体重が20㌘増えてい
たんだそうです・・?
なぞを探るため、飼育担当の“森滝丈也さん”がNo1を解剖すると、空っぽの胃の中は
褐色の液体で満たされて酵母がいたと話しています。
ただ、これまで年単位で絶食したのも、胃の中の酵母がいたのもNo.1だけだとも言う。
絶食と酵母との関係は分かっていないそうです? 水温の低い深海にいるのでそもそも
代謝速度は非常に遅く、半年ほど何も食べないのが普通なんだそうです・・。
昨年、鳥羽水族館で2匹のオスが脱皮したそうです。ダンゴムシは体の後ろ側の殻を
脱いだ後に前側を脱ぐ。2匹はまず体の前側の殻が真っ白になり、後ろ側の殻を
脱ぎやすくするためカルシウムを溶かして軟らかくするそうです。
森滝さんは“後ろ側の殻のカルシウムを前側に移動させたから白くなったのではないか”
と分析しているそうだ? 甲殻類は脱皮を繰り返して成長するんだそうですが・・
残念ながら2匹とも前側の殻を脱がずに死んでしまったそうだ。
現状ではダイオウグソクムシを水族館で長生きさせるのは難しいのが実情だそうですョ?
そうしたなか、隠れ場所があると落ち着くことが分かってきたそうです・・。
鳥羽水族館は、水槽に空洞の岩を置いたそうです。すると岩に中に隠れて動かなくなり、
死ぬ個体が少なくなったそうです。
□ □
信州大の“森山助教”らはダイオウグソクムシの仲間で日本近海に生息する「オオグソ
クムシ」の隠れる習性を調べたそうです。
深海の化石からオオグソクムシは体調の6倍の長さの穴を掘っている報告があるそうだ。
水槽に何も置かないと、体長の1.8倍の長さの穴を掘ったそうだ。
次にプラスチックのチューブを置くと、体長の2.5倍の長さの穴を掘ったそうだ。
オオグソクムシは深海に落ちてくる鯨などの死骸を食べるそうです。
チューブを鯨の骨と見立てると、穴を掘って、骨で入り口を隠すようにして身を潜める
と推測されるそうで、森山さんはより大型のダイオウグソクムシも同様ではないか?
とみているそうだ。
“狭い水槽では穴を掘れないため、身を隠す場所があると落ち着くのかも”と
さらに、森山さんらの最近の研究で、オオグソクムシは24時間周期の体内時計を持って
いることも分かったそうです。 最初は個体ごとにバラバラな体内時計を、集団にな
ると次第に同調させることも明らかになりつつあるあるそうです・・。
個体間で何らかのコミュニケーションをとっている可能性もあるそうです。
鳥羽水族館ではこれまで28匹を飼育、現在は7匹いるそうだ。
森滝さんは“少しずつダイオウグソクムシの習性が分かってきています”
“世界で成功していない人工飼育下での繁殖にもつなげていきたい”と話しています
是非、頑張ってチャレンジして成功させてほしい思っています
私が鳥羽水族館を訪ねたのは2000年頃と05年頃なので見ていません
当時は巨大な「ジュゴンとマナティ」を興味深く見た記憶です。
大人気なのが、左の図のような深海にすむ巨大な
ダンゴ虫の仲間「ダイオウグソクムシ」?・・です。
飼育する水族館も増えて、少なくとも全国15カ所
が飼育しているそうです。
エサを食べないことで注目された、とてつもない
なぞが多い生き物ですが、最近分かってきた習性
もあります。 ダイオウグソクムシはメキシコ湾や
インド洋の深さ200~1000㍍の深海に生息・・。
日本近海にはいません。 生き物の死骸を食べる
ことから「海の掃除屋」とも呼ばれているようです。
体長は最大50㌢、体重は1.5㌔以上にも・・。
寿命については分かっていないんだそうです・・?
○ ○
5年に及ぶ絶食行動が注目されたのが鳥羽水族館
2007年に飼育を始めた「No.1」というオス。
09年1月に約50㌘のアジを食べたのを最後に、14年
2月に死ぬまで5年43日も絶食したといわれている。
絶食中もなぜか体重が増えたり減ったりしたそうで、
死んだ時は飼育を始めた時より体重が20㌘増えてい
たんだそうです・・?
なぞを探るため、飼育担当の“森滝丈也さん”がNo1を解剖すると、空っぽの胃の中は
褐色の液体で満たされて酵母がいたと話しています。
ただ、これまで年単位で絶食したのも、胃の中の酵母がいたのもNo.1だけだとも言う。
絶食と酵母との関係は分かっていないそうです? 水温の低い深海にいるのでそもそも
代謝速度は非常に遅く、半年ほど何も食べないのが普通なんだそうです・・。
昨年、鳥羽水族館で2匹のオスが脱皮したそうです。ダンゴムシは体の後ろ側の殻を
脱いだ後に前側を脱ぐ。2匹はまず体の前側の殻が真っ白になり、後ろ側の殻を
脱ぎやすくするためカルシウムを溶かして軟らかくするそうです。
森滝さんは“後ろ側の殻のカルシウムを前側に移動させたから白くなったのではないか”
と分析しているそうだ? 甲殻類は脱皮を繰り返して成長するんだそうですが・・
残念ながら2匹とも前側の殻を脱がずに死んでしまったそうだ。
現状ではダイオウグソクムシを水族館で長生きさせるのは難しいのが実情だそうですョ?
そうしたなか、隠れ場所があると落ち着くことが分かってきたそうです・・。
鳥羽水族館は、水槽に空洞の岩を置いたそうです。すると岩に中に隠れて動かなくなり、
死ぬ個体が少なくなったそうです。
□ □
信州大の“森山助教”らはダイオウグソクムシの仲間で日本近海に生息する「オオグソ
クムシ」の隠れる習性を調べたそうです。
深海の化石からオオグソクムシは体調の6倍の長さの穴を掘っている報告があるそうだ。
水槽に何も置かないと、体長の1.8倍の長さの穴を掘ったそうだ。
次にプラスチックのチューブを置くと、体長の2.5倍の長さの穴を掘ったそうだ。
オオグソクムシは深海に落ちてくる鯨などの死骸を食べるそうです。
チューブを鯨の骨と見立てると、穴を掘って、骨で入り口を隠すようにして身を潜める
と推測されるそうで、森山さんはより大型のダイオウグソクムシも同様ではないか?
とみているそうだ。
“狭い水槽では穴を掘れないため、身を隠す場所があると落ち着くのかも”と
さらに、森山さんらの最近の研究で、オオグソクムシは24時間周期の体内時計を持って
いることも分かったそうです。 最初は個体ごとにバラバラな体内時計を、集団にな
ると次第に同調させることも明らかになりつつあるあるそうです・・。
個体間で何らかのコミュニケーションをとっている可能性もあるそうです。
鳥羽水族館ではこれまで28匹を飼育、現在は7匹いるそうだ。
森滝さんは“少しずつダイオウグソクムシの習性が分かってきています”
“世界で成功していない人工飼育下での繁殖にもつなげていきたい”と話しています
是非、頑張ってチャレンジして成功させてほしい思っています
私が鳥羽水族館を訪ねたのは2000年頃と05年頃なので見ていません
当時は巨大な「ジュゴンとマナティ」を興味深く見た記憶です。