疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

素晴らしい「レ・ミゼラブル」

2012年12月25日 | 映画・DVD
ミュージカル映画というのは最近とんと馴染みがない。
大昔と言っていいだろうドレミの歌やウェストサイドストーリーがあるけれど、劇場で観たことはない。

どれくらいミュージカルなのかと思って観始めたら、出だしのヒュー・ジャックマンとラッセル・クロウの台詞が全部歌。
全編完全にミュージカル。
大丈夫かな、ついて行けるのかと一瞬思ったが完全に杞憂に終わった。

映画自体が素晴らしいのである。
ミュージカルにこれほど感動するとは思わなかった。
いや、ミュージカルだからこそ歌の迫力に圧倒されたと言った方が正しいのかな。
感情がビンビン心に響いてくる。驚いた。

観る前は、X-MENのウルバリンとダークナイト・ライジングのキャットウーマンの競演だなぁ、なんて考えていた自分が恥ずかしくなった。
意外にも(?)ヒュー・ジャックマンは抜群に歌がうまい。アン・ハサウェイだってそう。
映画の途中で何度か涙が出そうになった。これが普通のセリフ映画なら演出がくさ過ぎて、途中で飽きたかも知れない。
最後はハンドタオルのお世話になってしまった。

感動という点では、今年一番の映画かな。自分の中では「最強のふたり」を超えた。


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