疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

近年まれな心地よさ

2010年05月23日 | ルアーフィッシング

21日金曜日、休暇を取って栃木県に釣りに行った。
平日でもあり当初は一人で行くつもりだったけど、Fさんの出張が中止になり、一緒に行くことになった。

何が嬉しいって、車の運転はFさんが引き受けてくれるので蕎麦にビールが楽しめること。

金曜日、朝5時に起きると既にFさんからメールが。。。
4時50分に家出たと。

大慌てで、顔を洗って道具の準備して5時半に玄関開けたらFさんの車がマンションの前に来ていた。


前日は雨だったけど、天気予報によると今年一番の暑さになるとか。
Fさんとは百回以上一緒に釣りに行ってるはずだが、雨の記憶は1度だけ。
家を出るとき奥さんからの一言。
「何?今日Fさんと一緒なの?どうりで晴れ上がったわけだwww」


朝8時過ぎに現場に到着。
山の風は涼しい。
釣り券を買って毎年顔を合わせるおばちゃんの話によると、今年は藤の花がきれいに咲いているという。
指差す方を見ると、山に自生している藤の木に、鈴なりに花が咲いている。
我々が普段目にする藤の花は、藤棚から垂れ下がる平面的な花だが、山に自生する藤は高い位置から低い位置まで上下感がある。



まぁこの日は釣れない。
魚がいるのは時おり姿を見かけるのでわかっているのだが、ルアーに全く反応がない。

つがいの鴨が我々の10m程先に居て、常にその距離を保ちつつ鴨が上流へ逃げるものだから、魚がそいつに警戒しているのではないかと、冗談飛ばしてたっけ。

あるポイントでヤマメがルアーに反応した。
3度引くと3度ともルアーを追いかけてくるんだが、食いつかない。
管理釣り場状態。

10回以上やったかな。断念して次はFさんが同じ場所でルアーを引いてみた。
やっぱり同じ。
が、数度繰り返したところで、目の前でルアーを食わせることが出来た。
これが本日の初ヒット。


渓流は年々砂で埋まり、浅くなり、ポイントが減っていく。
この川は20年くらいも通っていて、釣れた場所というものは忘れないものなのだが、そんな思い出のある場所が釣りにならないような場所に変貌しているのは、とても残念だ。
渓相が変わり、ポイントが減ることはあっても増えることはない。

そろそろ終了というとき、手応えがあった。
ルアーに食いついたものの、フッキングしなかったというもの。
続けて同じ場所をトレースすると、今度は確実にフッキング。
魚の顔を目の前で見るまではいつもドキドキするね。
釣ったのは23、4cmのしっかりとしたヤマメ。
Fさんに写真を撮ってもらってリリース。

これで今日の釣りは満足だ。

釣りを終えて、里にある地元の蕎麦屋に入る。
ここの蕎麦大好物です。
運転手のFさんには悪いけど、自分だけビール。
このためだけに釣りしてるようなもん。

この日都内は30℃とか言ってたけど、ここは前日の雨なんかなかったようにカラリとしていて風も涼しい。
一汗かいた後のビールは最高に美味い。

この後温泉で汗を流して帰宅。

途中寄った高速道路のサービスエリアの暑いこと。

今回はとても良い釣りでありました。


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