疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

ゼロ残業とか

2014年05月28日 | 昭和の風景
最近は労基対策のおかげで、労働環境はかなり良くなっている。
10数年前とはえらい違いだ。当時はブラックそのものだった。
今は会社のすべてのドアにICチップの読み取り装置が付いていて、ICチップが組み込まれた社員証をそれにかざさないとドアを開けることができない。
さらにそれで出退勤時刻の管理もしていて、残業時間も厳格に管理されるようになった。

昔は紙の勤務表があって、それに勤務時間を書いていたため、人件費が予算を超えそうになると、残業は付けるなとお達しが出る。
23時まで残業しても17時半に帰宅したように記入するわけだ。
それを不満に思う人はたくさんいたけど、それに従うしかなかった。

一ヶ月の実残業時間が100時間を超えるなんてザラで、休日出勤も含めて150時間を超える月もあった。
明らかに36協定違反なのだが、紙の上では残業時間が20時間となっている。
でも年度の始めで残業枠がまだ残っているときとか、プロジェクトが思いがけず好採算のときは、60時間とか70時間まで残業が付けられたので、それはそれで嬉しかった覚えがある。

いろいろ思い出したので、続く。