疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

なんちゃって?岩ガキ

2008年09月24日 | 酒蔵

鮮魚店へ行ったら岩ガキが売っていた。
実は前日、いつもの店で飲んでいたのだけれど、店の水槽に岩ガキらしいおかしな形の牡蠣があった。
これ、岩ガキなの?と聞くとそうだという。
値段を聞いたら、やはり結構な値段がする。
やっぱり高いねと言うと、nissy20さんだからこの値段でいいですけど、これじゃ利益出ません。
でもさすがに注文できなかったわ。

岩ガキは夏場に食べられる牡蠣で、普通食べている牡蠣とは味が全く違う。
味が濃厚クリーミー。
一度別の馴染みの店で食べて味に驚き、その後たまーに鮮魚店で売っていると買うことがあった。
値段が高いので、何個も買えないが。

さて、話を鮮魚店に戻してその岩ガキ。
見た目は普通のカキとそんなに違わず、普通のカキが1個130円に対して、岩ガキだという方は180円。
これは本当に岩ガキなのか店員に聞いたら、養殖ものの岩ガキだという答え。今は養殖できるんだそうだ。
今までの常識では岩ガキが180円というのは考えられない。倍はする。
半信半疑のまま4個だけ購入。

岩ガキは殻を開けるのが難しい。ところが今回買った岩ガキは真ガキと同じ要領で簡単に殻を開けることができた。
身の色形も岩ガキのミルクっぽさではなく、半透明で真ガキに近い。
食してみると、普通のカキよりくせがなくとてもおいしい。
でも岩ガキの濃厚なクリーミーな味にはほど遠いというところ。
殻の形、身の形、味のどれをとっても岩ガキとは言えるものではなかった。
ただ、真ガキとしてならかなりおいしいカキだったことは事実。

他に刺身用のアジとサンマを買い、アジはアジフライに。サンマはつみれ汁で食べた。
大きめの刺身用アジを3枚におろし、半身をアジフライにするとふわっと柔らかくてクセのないおいしいものになる。
小振りのアジを開いてフライにしたものは、外で食べることがあるけれど、どうも臭みがあっていただけない。