疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

飲めたっ 「川越」!!

2005年03月25日 | 酒蔵
ひょんなことから、是非一度味わってみたかった念願の「川越」を飲むことができた。
先日、また会社の宴会があり、指定の店に着くと店の入り口前にはたくさんのプレミア焼酎の瓶がディスプレイされていた。
こういう店ってのはけっこうあるもので、普通は店内の品揃えとは一致しない。

店内に入ると酒棚の焼酎に圧倒された。
「三岳」「山ねこ」「魔王」はあたりまえ、「佐藤黒」「村尾」まである。

宴会は飲み放題付きのコースだったのだが、飲み放題の銘柄もなかなかだ。
芋焼酎も日本酒も数種類の中から選べるシステムでなんとその中に「不二才」がある。日本酒だったら「浦霞」だよ。
2時間の宴会で「不二才」を含む4杯程の芋焼酎を飲み、満足して店を出るとき、酒棚に「川越」があるのを見つけててしまった。
宴会で十分飲んだつもりだったのに、一人だけ居残って「川越」を飲むことにした。

「川越」はクセのない甘い感じがする焼酎だった。
「森伊蔵」や「魔王」を始めとする人気焼酎はみなクセのないスッキリ感があるね。
「川越」は確かに美味い焼酎なんだけど、続けてまた飲みたいという気にはならぬ焼酎だった。
ついでにもう1杯飲んだのが「赤兎馬」。
こいつは美味かった。香りはどことなく「山ねこ」に似た芋とは思えぬ良い香りで、味も良い意味でのインパクトがある。
今までネットショップで限定販売しているのをたまーに見て気にはなっていたのだが、こいつはクセになる美味さだった。

ここの店長が鹿児島出身で、焼酎はとても詳しく、ものすごく気分良く飲めた。
と、携帯電話が鳴り、所在確認されると、さきほどまで宴会で一緒に飲んでいた連中がやってきて、カラオケボックスに拉致されてしまった。
すっかり意気投合した店長から、別れ際に割引券を渡されたのだった。