疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

佐多宗二商店「角玉(かくたま)」

2005年03月05日 | 酒蔵
天気予報では、これから東京に大雪が降るとされていた3月3日、渋谷のHで飲んだ。
夜に雪が降るとなると電車への影響も気になるから、飲み屋は空いているだろうと勝手な理屈をつけて行ったらまさしくその通りで、いつも混雑しているHは静かだった。
雪が降る前に帰えりゃ別にどおってことないじゃん、要は早めに帰れば健康的でいいんだよ、とこれまた勝手な理屈に納得していた。

この日はせっかくだからと、元関庵亭の店主と関庵亭常連のIさんにも声を掛け、まずは私とFさんIさんの3人で飲み始めた。元店主は今の仕事が忙しいらしく、来られるかどうかわからない。

渋谷のHは芋焼酎の種類が豊富で、「出たばっかりの焼酎があってそれがなかなかうまいんですよ」
と見せてくれたのが佐多宗二商店の「角玉(かくたま)」という芋焼酎。
後で調べたら、先月発売になったばかりの新商品だった。
佐多宗二商店といえば「不二才」「晴耕雨読」と独特の主張を持った焼酎を造るところで、玄人好みの味に定評がある。
味は、不二才とも晴耕雨読とも違うまろやかな焼酎で、Hの店長が言うとおりなかなかうまい焼酎だった。

「角玉」、「吉兆宝山」、「萬膳」を飲み、だいぶ時間も過ぎて、雪が降らないうちにそろそろ帰ろうかと考えていたところに元関庵亭の店主が登場し飲みなおし。
さらに1時間以上飲んで、もう飲めぬというところでようやく店を出ると渋谷の街は雪が降り始めていた。
埼玉の自宅駅まで帰巣本能に基づいて帰ることができたが、もうその時点では雪が本降りになっていて駅から自宅まで歩いて帰るのは不可能。タクシーを使うハメになってしまった。
雪が降る前に健康的に帰るという話はどこにいったのだろう。

この日「三岳」も飲んだような気がするが覚えていない。。。。。