疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

飲んでみたい「川越」

2005年03月12日 | 酒蔵
先日、またまたFさんと池袋のWという店で飲んだときのこと。
カウンター前に焼酎のボトルが並べられていて、その中に「川越」の四合瓶があった。
「川越」は生産量がものすごく少なくて、かなり手に入りにくい焼酎だ。
事実、私自身飲んだことがないし、現物を見るのも初めてだった。
以前から一度飲んでみたいと思っていたので、店長に値段を聞いてみると、
「今並んでいる「川越」と「魔王」はまだ売れない、ディスプレイと思って欲しい。」
と言われてしまった。

残念だが仕方ない。私がキープしてある「吉兆宝山」とFさんキープの「ややこしや」を出してもらった。
この「ややこしや」、そんなに有名な焼酎ではないと思うのだが、どうしてどうしてかなり美味しい。
Fさんはとても気に入ってるようだ。
そんな話を店長としていたら突然、「川越」1本7千円なら出しましょう、と店長が言い出した。
世間相場を参考に、飲み屋価格ならまあそんなもんかと思う一方、仕入れ価格から考えると、やっぱそりゃ足元見てるだろうという話だ。

「吉兆宝山」と「ややこしや」、両方とも飲みきってしまったので、価格交渉の末店内表示価格より安く「吉兆宝山」を新たにキープし、この日「川越」は諦めた。