杭州飯店＠燕市

さて、翌日のメインレース、アイビスサマーダッシュを前に麺のほうのメインレース。お店へダッシュ！と思いきや車で迷う。そう、目指すは燕市。燕三条系といえば「杭州飯店」。馬場の中央を真一文字に伸びようとしております。

お店は老舗の貫録を思わせるが、背脂系らしく床もツルヌル(笑)。燕市の洋食器工場に出前に出していたという燕三条系。

1. 力仕事の多い工場労働者向けに塩辛いスープで（やや醤油味が濃い）、
2. 不規則な労働時間で時間が経っても伸びにくく（極太麺）、
3. 冷めにくく、また単にしょっぱいだけではないまろやかなスープ（背脂で覆う）
（wiki原文まま）

もちろん、中華そばを注文。

背脂の存在感をついつい目を奪われるが、このラーメンの肝はなんといっても煮干しなどの魚介出汁！　背脂チャッチャと一般的に言われる系統とはここが大きく差別化できる。そして、( Д ) ゜　゜ ウマー!!　

シンプルでおおざっぱだが、ストレートでパワフル。麺も平打ちのベロンとした麺。コシを感じるよりやや茹で加減が柔目過ぎたが、これも面白くて美味しい。刻んだタマネギのアクセントといい中毒性の高いラーメンだなあ。これだから食べ歩きはやめられないんだよなあ。


丼には惜しくも昨年閉店した親族経営の親店「福来亭」の文字が入る。その文字を背脂がびっしりと装飾する。なんとも味のあるショット。