岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

3月18日 「緑と水の道」が、国土交通省「手づくり郷土賞」を受賞。認定授与式がありました & 伊島幼稚園卒業式

2015-03-18 | インポート







 「緑と水の道」(北区絵図町)が、国土交通省の「手づくり郷土賞」を受賞して、認定証授与式がありました。
 観音寺用水も含めた「緑と水の道」は、京山地区ESD活動の目にみえる成果の一つです。地域住民、岡山大学、岡山県、岡山市が力をだしあって、市民提案共同事業として、昨年のESD世界大会にむけて完成しました。高谷市長と語る会での中学生の発言が契機となっています。地元絵図町では地域住民でよりよい環境をつくるため、16年間かけて取り組んでこられました。
 受賞理由として、「市民の思いがこもり汗が流された場」「子どもも一緒に人・コミュニティが育まれる場」などなど嬉しい言葉が。大森市長は、「ESD世界大会の成果はESDの心が灯ったこと。体現化していきましょう」と。
 地元の皆さんは管理やお掃除に余念がありません。不法駐車がなくなり、明るくなって、安心して通ることができるようになったと。スポーツ公園に来られた方が寄ってくださるのが嬉しいと。笑顔笑顔の嬉しい時間でした🍀。



 午前中は、伊島幼稚園の卒業式でした。元気いっぱいの子どもたちが新一年生になります。
 子どもたちの様子がスライドで映し出されると、みんな食い入ってみていました。「緑と水の道」に行って、お魚をみている様子もありました。
 フレンドリー京山では、外国人の保護者の方へ通訳や翻訳のサポートをしていて、伊島幼稚園にもおじゃましています。私は日本語しかできませんので、今までお話しか聞いたことがなかったのですが、今日はよくわかりました。おめでとうございます^^。

*「おにきのぞみFB」で、日頃の活動をアップしています(字の色が異なるところをクリック)。



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3月15日 東日本大震災にかかわって(避難者・移住者への支援施策を中心に)

2015-03-15 | おにき日記





 3.11東日本大震災、福島原発事故から丸4年が経過しました。友人から、震災関連で私が議会で行ってきたことを教えてほしいと言われたので、まとめてみました。

 ちなみに、トップに掲載したのは、松江市が策定している原子力災害発生時の地区別避難計画パンフレットの表紙(松江市HPから)です。島根原発で事故が起きたとき、岡山市は松江市から25000人の避難者を受け入れることになっています。松江市側は、市内の○○地区は岡山市のどこの避難経由所(市内に8つ)にまず行くのか。経路も含めて地区ごとに説明会をおこなっていますが、受け入れる岡山市側には現在のところ計画も何もありません。松江市民は知っているのでしょうか。
 私はこの2月議会で、原発事故避難計画について質問をしましたが、岡山市は県の策定を待って整備するということ。県の策定を待たずに準備できることはあるのですが、はたして実効性のある計画が立てられるのか。
 また福島原発事故では、放射性雲(プルーム)により原発から200km 離れた自治体でも、高い放射線量の場合があります。市民の安全を守るために、島根原発事故を想定した放射性物質拡散の予測図の作成を行い、岡山市自身も対策をとるべきだと思いますが、国の動向注視という姿勢です。

 これも震災関連のことではありますが、今日は、避難者・移住者支援にまつわってまとめてみたいと思います。

 岡山に来られる方のほとんどが、原発事故による放射能被曝の影響からリスクをできるだけ少なくしたいという皆さんです。私自身は「支援」活動ではなく、放射能被曝から子どもや若者たち、そして私たちを守るための活動にともに取り組んできたと考えています。
 この4年間、避難・移住をしてこられた皆さんに出会い、多くの学びをいただきました。子どものいない私には孫がたくさんできたようで、一緒にご飯を食べたり、遊んだり、おしゃべりをしたり。また、多くのご相談やお問い合わせもありましたが、それはその方一人が抱える問題・課題ではなく、私たちが安心して暮らしていくための取り組みにつながっていくものでした。
 とはいえ、行政的には「支援」施策なので、そのように使わせていただきます。

 私が行政に働きかけて進んだ避難者・移住者への支援施策等について下記にまとめました。日常のおしゃべりのなかから、そして、当事者の方からのご相談や避難者交流会etcでのご意見、支援活動をしていらっしゃる方からのヒアリングが元になっているものが多いです。なかには、他の議員さんと取り組んだものもあります。職員の方が積極的に行われたこともありますし、また、職員の皆さんの真摯な対応に感謝することも度々でした。でも一番には、支援団体の皆さんの熱心で細やかな支援のお取り組みがあってこそです。

避難者支援施策にまつわるホームページの充実
 総合的に施策を掲載
 女性の悩み・暴力相談事業の連絡先掲載
 (さんかく岡山、内閣府のよる相談事業)
避難者アンケート実施への働きかけ
情報提供送付の働きかけ
 岡山市職員・非常勤職員採用情報も含む
避難者意見交換会の実施
 関係担当課の職員も出席してのダイアローグカフェ。初回の様子 

自主避難者も含めての有料ごみ袋の配布

市営住宅の入居時期(現在も)と使用期間の延長
 他自治体公営住宅を経由して、岡山市に避難した場合の入居も(合算)

幼稚園授業料免除、保育園保育料免除(自主避難者も含む)
 スタート時点は岡山市が自主的に行ったもの
 年度ごとに事業継続について働きかけました
 *この4月からは対象地を絞っての施策となります
  字の色が変わっているところをクリック↑
 保育園は、住民登録を移転しなくても入園申し込み可
公立小中学校の就学に必要な学用品費等の一時金の支給
 スタート時点は岡山市が自主的に行ったもの。
 年度ごとに事業継続について働きかけ
 *この4月からは対象地を絞っての施策となります
  字の色が変わっているところをクリック↑
学校給食食材の産地公表(H24.1~)
 お弁当について

関係する窓口職員への支援内容の周知
全国避難者情報システムの広報
 窓口、公民館などでのチラシ配布

女性の心と体をサポートする取り組み 
  → さんかく岡山での市民協働企画へ

行政と支援団体との連携・協働への働きかけ

震災ガレキの広域処理を岡山市に受けさせない取り組み

 岡山市議会では2013年2月議会に、「子ども・被災者支援法の早期具体化実現の意見書」が可決されています。「被災者の意見を十分に反映し、各種施策を早急に具体化。予算措置を講じること」と、国に強く要請しました。ある避難者からの要望で私が言い出しっぺで議会に働きかけたものです。国の施策は進んでいません。その理念に立ち返るべきです。

 その他、学校給食の放射能測定、母子避難家庭に父親が会いにくるための交通費補助、母親が病気などで一時預かり費用の減免、住宅家賃補助、雇用施策推進など、実ってはいませんが多くのことを働きかけてきました。市営住宅に自主避難者の入居も働きかけてきましたが認められませんでした。でも、お試し住宅の制度につながっていったと思います。移住・定住支援室が設置され、支援団体との協働の取り組みが始まったことは嬉しいことでした。

 震災関連でいうと、脱原発にむけてのエネルギーシフト・自然エネルギー推進、岡山市の地域防災計画に震災弱者の視点を盛り込む、震災ガレキ処理マニュアル策定にむけての働きかけなども入ってくるのかもしれません。
 まだまだ書きたいことはありますが、ここまでに。これからも、いっしょに取り組んでいきます。


 


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3月11日 3.11東日本大震災から丸4年 & 「政治ってなんだ?」ー大学生×鬼木のぞみ が Webにアップ

2015-03-11 | インポート





 「政治ってなんだ?」ー 大学生 × 鬼木のぞみ。〝studio Lights〟の皆さんによる企画が、おしゃれなリーフとともに、Web上にもアップされました(字の色が変わっているところをクリック。写真は加藤晋平(カメラマン)さんが撮影されたものです)。
 「鬼木さん、読みました。面白かったです。鬼木さんって、こんな方だったんですね」。「えっ? こんな方って、何?」。なんてやりとりをしつつ、話がはずみます。ありがとうございます。若い力に学び多しです。


 
 お味噌をいただきました。大豆もお味噌も友人の手作りです。
 週明け寒い日が続きましたが、帰宅すると、夫がこのお味噌で暖かい味噌汁を作ってくれていました。このお味噌は、3.11を契機に岡山に避難・移住をされた方からいただきました。やさしいお味のお味噌でした。ありがとうございます。

   *        *        *

 このお味噌は、3.11を契機に岡山に避難・移住をされた方からいただきました。ありがとうございます。3.11東日本大震災から丸4年。5年目を迎えます。この4年間の間に、岡山には多くの方が避難・移住をしてこられました。私はたくさんの親子たちに出会い、実感からいえば、「暮らしをともにしてきた」感覚です。
 行政的にいえば「避難者支援」となるのですが、私はいっしょにご飯を食べ、いっしょに子どもたちと遊び、おしゃべりをしつつ想いを共有し、そのなかで見えてきた課題を行政の皆さんと話をしてきた感じです。気づかされること、助けられることが多く、「支援」という言葉はまったく当てはまりません。

 3.11は時代を画する出来事でした。新しい価値が求められていますが、避難・移住者の皆さんとの出会いのなかで生まれているものは多いのではないでしょうか。




 

 

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3月10日 鬼木のぞみ市政報告会を行いました

2015-03-10 | おにき日記




 今日は雪がまって寒い一日でしたが、その寒い寒い夜、岡西公民館で市政報告会をもちました。公民館の周りの方があつまってくださって、中味はアツいアツい。皆さま、ありがとうございました。
 私は岡山市議会の様子、そして男女共同参画について、現状と想いをお伝えし、それからみなさんのご質問やご意見を。☆介護保険料から介護施設のこと、空き家対策、保育園のこと、そして教育のあり方の大きな変化についてなど、時間短しとどんどんご発言をいただきました。私への宿題いっぱいで嬉しいです。
 「鬼木さん。今の教育は、鬼木さんが受けてきた教育とは異なってきているよ。民主主義教育や政治教育について。そのことを認識しておかないといけない」と。そういえば、私が教えていただいた先生方は、戦争体験がある方が多かったのですよね。それは大きく異なることの要因だとは思います。肝に銘じておきます。
 私は小人数での市政報告会もしています。本音のご意見や想いがきけて大好きです。お気軽に声をかけてくださいね。




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3月8日 〝3.11への祈り。さよなら原発ウォーク〟 & 津島小学校スプリングコンサート & 3.8女性デー & 「アチェチェ」オープン

2015-03-08 | おにき日記






 〝3.11への祈り。さよなら原発ウォーク〟に参加をしました。ポカポカのいいお天気でした。たくさんの人に会えて嬉しかったです。ステキな歌と安心して食べることができる美味しいものもありました。
 「原発をなくそう~」と、子どもたちといっしょにウォークをしました。子どもたちの未来にとっても素晴らしい体験になると思います。また、企画に先立って、脱原発議員としてご紹介もいただきました。



 午後からのイベントに先立って、岡山バプテスト教会前には、屋台横丁「東風(と~ふ~)」も登場しました。東からの移住者の皆さんのお店です。カレー、タコライス、スイーツ、パンなどなど、食べたいものばかりで困ってしまいます。安心・元気の輪をどんどん、広がていきたいですね。

 はじめから終わりまで、心のこもった企画でした。3.11を前に、感謝します。



 午後からは、津島小学校グリーンコーラスのスプリングコンサートに参加をしました。毎年、子どもたちの歌声&ミュージカルを楽しみにしています。
 ことしのミュージカルは、「あらしのよるに」。大切だけど難しいテーマがうまく構成されています。素晴らしいです。澄んだ歌声にのって、心が洗われます。
 小学校6年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。グリーンコーラスでの体験はこれからの宝物ですね^^。



 実は今日は3月8日で、国際女性デーの日なのです。女性デーにまつわった企画もいくつか催されていて、空気を味わいに少しずつ参加&講師の方に会いにいきました。避難者交流会を経て、夜遅くのラストは、待ちに待った「アチェチェ」に。今日がオープンです。
 写真は、お店のペロとさだちゃんです。カオマンガイは売切れで、楽しみにしていた新メニューのソムタム(タイの青パパイアのサラダ)&グリーンカレーを。ソムタムは大好物なんですが、青パパイヤが手に入りにくかったので、私はずっとニンジンを代用に作ってました。アチェチェのソムタムはマイルドで食べやすいです。
 新しい風(アグロ厨房&アグロ厨房⇨アチェチェ)が楽しみです。月と火がお休み。17時からオープンです。☆「探偵ナイトスクープ」のこと。まだ、「みたよ」と言われ続けています。

*「おにきのぞみFB」で、日頃の活動をアップしています(字の色が異なるところをクリック)。




 



   

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